今回は「語学留学を失敗させない3つの秘訣」をまとめました。
実は留学は失敗する場合があります。
失敗の定義は様々ですが、例として「帰国前なのにスペイン語が未だに話せない」「留学先で友人が作れず送迎もなしで帰国」「日本人とばかり遊んでしまった」などが挙げられます。
せっかく高いお金を払ったにも関わらず、帰国前になってもスペイン語が結局上達していないなら意味がありません。
この記事では「スペイン語留学を成功させる3つの秘訣」をご紹介しますので、ぜひ留学前に読んでよりよい留学体験ができるように役立ててください。
この記事では
語学留学でよくある失敗例とせっかくのスペイン語留学を成功させるための3つの秘訣を紹介いたします。
スペイン語留学でよくある失敗例
まず初めにスペイン語留学でよくある失敗例を3つご紹介します。
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語彙力不足
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消極的
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日本人
語彙力不足
現地で大事なことは、自分の意見を持ち伝えることが大事です(Sí もしくは No だけでも)。
ホームステイ先や学生寮での生活では、英語が通じるとは限らず、ある程度スペイン語の単語や日常会話のフレーズを知っておかないと共同生活がぎこちなくなるケースがあります。
例えば家の中のルールなどを把握しきれていない場合は、大きなトラブルにまで発展することも十分にありえます。
語学留学だからといってスペイン語の知識ゼロで渡航すると苦しいことになります。
当然現地はどこを見てもスペイン語しかなく、さらに読み書きができないとわかるとハードル高く感じてしまい、自己肯定感まで下がってしまいます。
悪循環に一度ハマってしまうと、なかなか再起は難しく、スペイン語留学自体を後悔することもしばしばあります。
スペイン語留学までに、自己紹介や自分のことについて少し話せるレベルにすると、着いたときに良いスタートを切れること間違いなしでしょう。
話して通じたことに対して自信がつき、楽しくなってきます。
さらに日本のことや地元のことを話せるように準備しておけば、尚良しです。
自分の国のことを話せない外国人とは話す魅力が半減してしまうからです。
ココがポイント
語彙力が少ないとトラブルを起こしたり、自己肯定感が下がってしまいやすい。
積極性がない
よく私の外国人の友人から「日本人は控えめであまり話さないね」と言われることがあります。
これは日本人の長所でもあり短所でもあります。
現地に行ったらこの習慣は無理にでも変えた方がいいでしょう。
なぜならスペイン語を使って言葉を話すことが大事で、わからないことも「わからない」とはっきり伝えることに慣れる必要があるからです。
日本人は頭のなかで一旦考え込む傾向にありますが、黙ってしまっては周りに埋もれ、 先生に覚えてもらえないことも起こります。
現地では少し図太くなった気持ちで、発言をするといいでしょう。
文法や単語を間違えても、自分自身の学びが増えます。
失敗は成功の元という言葉を信じて行動すると帰国後の自分がどう成長したかわかります。
ココがポイント
消極的だとクラスや友人の輪に上手く入り込めず、スペイン語の上達に繋がらない。
日本人同士で仲良くしすぎてしまう
スペイン語留学へ一人で行っても現地で日本人と触れ合う機会があるかもしれません。
仲良くなることは決して悪いことではありませんが、もし日本人と週末や空き時間に過ごしている とスペイン語力が伸びないでしょう。
切磋琢磨できる相手なら問題ありませんが、実経験から結局日本語で話すのが楽なため、なかなか切磋琢磨できる相手を見つけることは難しいです。
「冷たい態度をとっている」と思われるかもしれないと思われたくないなら、時間を区別して過ごすといいでしょう。
自分でルールを作りスペイン語を話す時間を確保するためにも上手に距離を取りましょう。
ココがポイント
日本人とばかり仲良く過ごしていると語学力は伸びない
アルゼンチン留学がおすすめ
アルゼンチン・ブエノスアイレスの語学留学がおすすめです。
日本人の留学生が少なく、南米の中でも比較的治安がいいため、スペイン語に専念できる環境が整っています。
日本人にアルゼンチンのスペイン語留学がおすすめな理由は以下の記事にまとめています。
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スペイン語留学にアルゼンチンを推す理由まとめ【差別化】
以上がスペイン語留学でよくある失敗例3つでした。
以下ではスペイン語留学を成功させる秘訣をご紹介します。
スペイン語留学を成功させる秘訣
それでは、スペイン語留学はどうしたら成功するのでしょうか。
以下の「スペイン語留学を成功させる3つの秘訣」を実践していただければ、後悔なくすっきりとした気持ちで留学から帰国することができるようになります。
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目標の設定
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現地の友人
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自分ルール
各詳細を以下で説明していきます。
留学の目標を明確にする
スペイン語留学成功の秘訣1つめは、留学をする前に「留学の目的(=ゴール)」を考えましょう。
「スペイン語で仕事ができるレベルになる」「ネイティブの友人と問題なく会話できるようになる」「ひとりで南米を旅行できるようになる」など様々な目的やゴールが考えられます。
目的や目標があると逆算して現地での過ごし方を計画できるようになります。
目的を達成するために「何をするべきか」「これは必要ない」など計画に実現性が帯びてくるのでモチベーションの持続にも繋がります。
また、留学を成功させるために、現地では勉強すること以外にも現地の文化に触れることも大事です。
食事・芸術・街並み・空気感などを体感し、感じたことをスペイン語で話せるようになれば成功といえるでしょう。
どんな分野でも良いので目的を作り、達成するための準備をしてから渡航しましょう。
ココがポイント
留学前に目標設定と、達成のために何をするべきかを明確化しておきましょう。
外国人留学生やネイティブと仲良くなる
スペイン語留学成功の秘訣2つめは、現地で友人を作りスペイン語を使う機会を増やしましょう。
留学をすると自分と同じように海外から スペイン語を勉強しに来た外国人留学生と仲良くなる機会もあるでしょう。
おそらく英語でも話せますが、なるべくスペイン語で話すとお互いの学びに繋がります。
さらにスペイン語交流会というイベントが見つかればネイティブと仲良くなれる可能性もあります。
スペイン語を流暢にするためには、恋人を作ることが一番の近道ですが、まずは友達を作ることから始めてみてはいかがでしょうか。
日常でしか発見できない独自のフレーズなど学校では習わないスペイン語を教えてくれるでしょう。
うまくいけば相手も日本語を学ぶ気になり、お互いに楽しく語学を勉強できるようになります。
ココがポイント
現地で友人を作りスペイン語を使う機会を増やしましょう。
自分ルールを作って守る
スペイン語留学をすると、日本人留学生や外国人留学生と仲良くなってお誘いを受けることがよくあります。
そんな時こそ自分の留学目的を思い出しましょう。
スケジュールや学校の宿題の進捗状況を確認して、時にはお誘いを断ることも目的達成のためには必要です。
スケジュールに余裕がある場合は断る必要はありませんが、試験の準備や目標達成に支障が出る場合は断りましょう。
目標達成に近づくにつれてより充実した時間を過ごせますし、帰国後や就職後に役立つ時間管理能力も同時に身につきます。
まとめ
この記事では語学留学でよくある失敗例とせっかくのスペイン語留学を成功させるための3つの秘訣を紹介しました。
成功の定義はひとそれぞれですが、これからスペインへ留学する時の基準として参考にしていただけば幸いです。
当サイト管理人は短期留学と長期留学両方経験していますが、どちらも実りある経験でした。
短期留学では日本人が多い語学学校を選びましたが日本人と過ごす時間、外国人留学生と過ごす時間を分けて管理することで後悔なく留学を終えることができました。
一番大事なことは、目標を持ちながら自分がどう過ごしたいかを常に問いかけることです。
そうすればきっと周りに左右されずスペイン語留学成功の道へと続くでしょう。