スペイン語の短期留学をお探しなら、南米のパリ「アルゼンチン」が圧倒的におすすめです。
ラテンアメリカにおいて、アルゼンチンの治安は比較的よく、サッカーにタンゴ、圧倒的牛肉・ステーキ等文化的にも非常に独特な魅力があります。
またアルゼンチンの首都「ブエノスアイレス」では独自の方言「カステシャーノ」が話されていますので、他のスペイン語学習者と差別化を図ることもできます。
この記事は
アルゼンチンに短期語学留学を検討されている方に向けて、費用・語学学校・おすすめな理由をまとめています。
アルゼンチン留学費用の目安
アルゼンチン短期留学費用(学費・居住地・生活費等)の目安は 1週間でおよそ〜8万円、2ヶ月でおよそ33万〜50万円です。
学費の目安は1週間で200ー350ドルです。
アルゼンチンにスペイン語短期留学の場合、語学学校に通う回数を多くするほど割引を受けられる制度が一般的です。
例えば1週間だけの場合は250ドルですが、2ヶ月通う想定で支払う場合は220ドル/週というように割引制度があります。
アルゼンチンの物価は日本に比べると比較的安く、ホームステイや留学生や現地のシェアルームを使うことで滞在費を抑えることができます。
格安航空を利用することで航空券は往復16万〜18万円に抑えることができます。
ココがポイント
アルゼンチン短期留学費用の目安は1週間でおよそ〜8万円
費用内訳
渡航費を除いた学費・滞在費・生活費は1週間で〜8万円です。
学費
学費は現地のスペイン語の学習を専門としている語学学校の学費をもとに計算しています。
短期留学の場合は他サイトに記載されている「公立大学の学費は無料」ですが、 おすすめしません。
理由は、公立の大学は語学クラスの授業が少なく、コロナ禍においてクラスはオンライン授業形式だからです。
短い滞在の中でスペイン語を習得するためには、語学学校でクラスを多く取りスペイン語を話す機会を増やす、クラスメイトと実際に会って話すことが鍵です。
ココがポイント
学費の目安は1週間でおよそ3〜4万円
滞在費
ホテルよりもホームステイやシェアハウスが費用を抑える上でも、スペイン語上達のためにもおすすめです。
短期留学の場合、ホームステイやシェアハウスでホストやシェアメイトとスペイン語を短期的に大量に話すことでより習得率が高くなります。
ココがポイント
滞在費の目安は1週間でおよそ〜3万円
生活費
生活費2万円はすべての食事をレストランやファストフード店で済ませる場合を仮定しています。
もしスーパーや八百屋を積極的に活用すれば食費はぐっと抑えられます。
アルゼンチンの交通費は安いのが特徴で、国内のバス、ブエノスアイレスにあるSubte(スブテ)という地下鉄は50円以下で利用できます。
夜の移動はタクシーが推奨されますが、初乗りが約100円からで、日本のタクシーに比べてリーズナブルです。
ココがポイント
生活費の目安は1週間でおよそ〜2万円
渡航費
スカイスキャナー、エアトリ等の格安航空で費用を抑えられます。
1週間〜2ヶ月、3ヶ月以上の留学費用の目安、内訳の詳細は以下の記事にまとめています。
アルゼンチン語学留学向け学校
アルゼンチンに語学留学の場合、 公立大学はおすすめしません。
アルゼンチンの公立大学は無料ですが、それは学部生向け(語学クラスなし)であり、語学留学の場合は普通にクラス代を支払う必要があります。
また公立の大学による語学クラスは授業数が少なく、コロナ禍においてクラスはオンライン授業形式です。短い滞在の中でスペイン語を習得するというよりは長期滞在を目的としている方向けです。
書類申請はすべてスペイン語で、必要になる書類も多いため「語学留学」ではおすすめできません。
そのため、アルゼンチン短期留学向け学校はストレートに「語学学校」です。
語学学校
語学学校の中でも特におすすめなのは首都ブエノスアイレスにある語学学校です。
ブエノスアイレスの語学学校をおすすめするポイントは以下の5点です。
ブエノスアイレスの語学学校おすすめポイント
- 移動時間のセーブ
- 柔軟なクラス編入
- 留学生が多い
- ホームステイやシェアハウスが豊富
- 学習以外のアクティビティが豊富
短期留学の場合1秒でも無駄にしたくないと思うので、日本からの渡航の場合、国際空港から車40分で市内に移動できます。コルドバやロサリオ等の地方の移動は時間の無駄です。
短期対象の語学学校の場合、月曜日から編入で金曜日までというように1週間ごとに区切られています。そのため週末にアルゼンチンに入国して、観光等をして、月曜日から本格的に授業というように計画が立てやすいです。
首都ブエノスアイレスにはスペイン語を学びに来る留学生が多いため、語学学習に最適なグループクラスを受けやすいです。また留学の醍醐味である友人も留学生同士ならより親近感があるため作りやすいのもポイントです。
地方に比べるとブエノスアイレスはホームステイやシェアハウスが充実しているため、よりスペイン語を上達させたい方はブエノスアイレスがおすすめです。
アルゼンチンの伝統ダンス「タンゴ」やサッカースタジアム、レストラン、カフェ、クラブ等、地方に比べアクティビティが充実しています。短期留学で思い出をたくさん作りたいならブエノスアイレスがおすすめです。
アルゼンチンの首都であるブエノスアイレスは南米のパリと呼ばれるほど、スペイン・イタリア建築をはじめとしたヨーロッパに似た街並みを楽しむことができます。
ブエノスアイレス内だけでも観光スポットが多く、自転車での観光や二階建ての観光バスで市内を観光するのもおすすめです。
またアルゼンチンにある偉大な自然、世界遺産に登録されているイグアスの滝やペリト・モレノ氷河、南極等を訪れるのにもブエノスアイレスからの移動が圧倒的に便利です。
まとめ
首都ブエノスアイレスは世界中の留学生が集まるため、語学学校のクラス編入が柔軟、ホームステイやシェアハウスの選択肢が多く、留学以外で旅行に行く時にアクセスが便利。
語学学校の特徴
ブエノスアイレスの語学学校は短期留学の場合、月曜日に編入して金曜日までの1週間で区切るスタイルが特徴的です。
語学学校によりますが、1週間から入学可能で、長期プランになるにつれ学費が割引になる傾向があります。
また、学校によっては1、2ヶ月の学習をターゲットにしているところもあり、1週間で支払うスタイルの学校に比べて割安になっています。
そのため、1-2ヶ月の滞在を予定されている場合、1週間ごとの支払いよりも学費を抑えることができます。
習得目標にあった語学学校選び
スペイン語習得目標にあった語学学校選びをしましょう。
ブエノスアイレスの語学学校で提供しているクラスは以下の4つのカテゴリに分類できます。
- レギュラークラス:日常会話、スペイン語上達がゴール
- 短期集中クラス:日常会話、スペイン語上達がゴール
- スペイン語検定試験対策クラス:DELEというスペイン語検定試験合格がゴール
- ビジネススペイン語:ビジネスとして使えるスペイン語習得がゴール
レギュラークラスと短期集中クラスは、どちらも日常会話、スペイン語上達がゴールですが1週間のうちの授業時間と授業料が異なります。
レギュラークラスが週に10時間に対して、短期集中クラスは週に20時間以上という具合です。
スペイン語検定試験対策クラスやビジネススペイン語のクラスはより高度なスペイン語を習得したい方向けで、学校によっては1時間単位でチャージするところもあります。
授業形式
コロナ禍において、語学学校によっては参加型のクラスを完全に停止してオンライン授業に切り替えている学校もあります。
執筆時点では公立大学の語学クラスはオンラインのみです。
短期留学においてオンラインのクラスに参加する意義は少ないため、参加型の授業を開講している語学学校を選択が望ましいです。
提携先語学学校
Vacalocaプログラムと提携している学校は以下の記事にまとめております。
最適な語学学校は?
以下の問合せフォームからご希望の留学スタイル、滞在期間等を入力していただけると、最適な語学学校を手配できます。
アルゼンチン留学の強み
ここまでアルゼンチン短期留学費用と語学学校の特徴を取り上げましたが、以下では「どうしてアルゼンチンに短期語学留学をするか」に焦点を当てていきます。
実はアルゼンチンはメキシコ、コロンビアに次いで世界で最もスペイン語を母国語としている人口3位の国で、4位はなんとスペインです。
そのためアルゼンチンにスペイン語留学に行くと言うのは見当違いなものではありません。
他サイトでは取り扱われていない隠れたアルゼンチン留学の強みは以下の3点です。
アルゼンチン留学の強み
- 日本人の留学生が少ない
- 他の中南米に比べて治安がいい
- カステシャーノというブエノスアイレスの方言
日本人の留学生が少ない
一般的にスペイン語留学はメキシコとスペインが筆頭候補でトップ2です。
故にスペインとメキシコに留学に行くと、日本人の留学生と同じクラスになってしまうことがあります。
これは私の留学経験に基づくものであり、他の外国人留学生の体験でもありますが、同じ国や言語を使う人がいると、どうしてもそのグループで固まりやすくなります。
つまり、語学の学習をきているにもかかわらず、自分が話すことができる言語で生活できるようになってしまいます。
これは語学留学においては 致命的なデメリットです。
そのため、人気のスペインとメキシコにはもちろん留学先として人気の理由がありますが、こうしたデメリットも考慮しないといけません。
アルゼンチンは日系という日本以外の国に移住し国籍または永住権を取得した日本人とその子孫が多くいますが、彼らがスペイン語のクラスを取ることはまずありません。
在住している純粋な日本生まれ日本育ちの人の数も首都でも多くなく、公立大学の語学クラス等ネットですでに有名になっている学校にでもいかない限り、クラスで被る確率は低いです。
他の中南米に比べて治安がいい
以上の理由でメキシコとスペイン以外のスペイン語を第一言語とする国に留学する場合は中南米になります。
その中でアルゼンチンを留学先として選ぶ理由は 他の中南米に比べて治安がいいからです。
当サイトを立ち上げるきっかけにもなった治安ですが、 アルゼンチンの治安は決して日本に比べるといいものではありません。
安心安全とも言い難いですが、基本的には金品、スマートフォンやカメラの強盗が多いです。
この時に銃やナイフを突きつけられるケースもありますが、荷物を渡せば(ひったくられれば)済むことがあります。
他の中米の地域はもっと暴力的で日本人の観光客だとわかると、よりアグレッシブに強盗に来ることが予想され、 殺人に繋がる可能性がより高いです。
アルゼンチン・ブエノスアイレスでは、人通りが多いところを歩く、キョロキョロしない、スマホやカメラを見せびらかさない、夜はタクシー移動等、防犯を徹底していれば、回避できる可能性が高くなります。
防犯・治安についてはアルゼンチン情報まとめサイトのアルゼンチンの治安情報まとめ記事を参考にしてください。
カステシャーノというブエノスアイレスの方言
最後にアルゼンチン留学の強みで一番主張したいものです。
当サイトではアルゼンチンの語学学校は首都ブエノスアイレスのものを推奨しており、ブエノスアイレスでは独自の方言「カステシャーノ(español argentino (es-AR))」が話されています。
これはわかりやすく言うと「ブエノスアイレス弁」です。
ブエノスアイレス弁の特徴は「発音の違い、話し方の違い、オリジナル単語」の3点あります。
カステシャーノは特殊
カステシャーノは発音の違いやオリジナル単語を使う等特殊な方言です。
スペイン語を学び日本で活かしたい場合に他のスペイン語話者と差別化が図れるのがアルゼンチン・ブエノスアイレス留学の強みです。
アルゼンチン短期留学の強みまとめ
上記の日本人の留学生が少ない、他の中南米に比べて治安がいい、カステシャーノというブエノスアイレスの方言の3点がアルゼンチン短期留学の強みです。
同じ言語を話す留学生に遭遇しにくく、他の中南米に比べて比較的治安がよいため、語学習得に集中できる環境があります。
またカステシャーノというブエノスアイレス独自の方言を身につけることで、他のスペイン語話者と差別化ができます。
アルゼンチン短期留学の強み
- 日本人の留学生が少ない
- 他の中南米に比べて治安がいい
- カステシャーノ
アルゼンチン短期留学必要なビザ
アルゼンチンでビザが必要になるかどうかは、滞在期間や滞在目的によって異なります。
アルゼンチンは日本と査証免除協定を締結しているため、短期留学(90日以内)の場合ビザの申請が必要ありません。
ただし、常に最新のビザの情報を必ずご自分で確認してください。
アルゼンチン大使館公式サイト:https://ejapo.cancilleria.gob.ar/ja
出国前に準備するべきこと
アルゼンチン短期留学出国前に準備すべきことは以下の7点です。
出国前に準備すべきこと
- ビザ申請が必要かの確認
- 語学学校の選定・支払い
- 滞在先の選定・支払い
- 航空券の購入
- 保険の加入
- クレジットカードの申請
- VPNプロバイダの加入
1ー4まではすでに説明してあるので必要ないと思いますので、5以下について説明します。
まとめ
この記事はアルゼンチンに短期語学留学を検討されている方に向けて、費用・語学学校・おすすめな理由をまとめました。
スペイン語を勉強するならアルゼンチン独自のカステシャーノが差別化が図れるのでおすすめです。
留学費用の手軽さ、日本人留学生が少ないことからスペイン語に専念できる等スペイン語留学を検討されているならぜひアルゼンチンを選んでください。