これから海外に語学留学をしようと考えている学生の方にまず一言、
留学といえば、やはりメジャーどころは英語だと思いますが、私ははっきりと「スペイン語」の語学留学、もっと言えば短期留学をおすすめしています。
まず大前提として、英語ではなくスペイン語の短期語学留学をおすすめする理由は、 英語話者はすでに国内外で飽和状態にあるためです。
そのため英語話者と差別化を図るためにスペイン語の学習を推奨しています。
英語の次に母国語話者が多い、標準中国語やヒンドゥー語ではなく「スペイン語」である理由は「世界21か国で母国語または共通語として使える」、「将来もスペイン語話者の数は増える」、「将来最も使える言語としてランク3位」という3点です。
学生のように時間を柔軟に確保できる間に「スペイン語」の「短期語学」をすることで将来の仕事や生活に繋げられるためおすすめしています。
アルゼンチン短期留学エージェントをしている当サイト管理人vacalocaが考える「学生のうちにスペイン語短期語学留学を絶対にしておきたいワケ」についてまとめました。
この記事では
学生のうちにスペイン語短期語学留学を絶対にしておきたいワケを詳細に説明していきます。
目次
学生にスペイン語短期語学留学をすすめる理由
まずは学生にスペイン語短期語学留学をすすめる理由を以下の4つのカテゴリに分けてまとめました。
学生のうちに2週間〜3ヶ月の間スペイン語短期語学留学をすることで、これだけの優れたメリットを得ることができます。
学生にスペイン語短期語学留学をすすめる理由
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将来性
- スペイン語のマーケットは拡大するばかり
- スペイン語圏の転職・独立に有利
- スペイン語を話す国を自由に選択できる
- 英語話者との差別化
- 就職はもちろん、フリーランサーとしても需要が高い
- 海外就職をしやすい
- 海外生活を体験することで日本の価値観に気づける
- 長期休暇中に海外生活ができる
- 就職後に会社を辞めて留学をしないで済む
- スペイン語は読み書きがしやすい
- 発音が英語に比べてシンプル
- スペイン語検定資格のための勉強時間を確保しやすい
仕事
生活
勉強
以下では「将来性」、「仕事」、「生活」、「勉強」の4つのカテゴリごとの詳細なメリットを説明していきます。
スペイン語の将来性と仕事についての詳細は以下の記事にまとめていますので、学生のうちに絶対に留学をする意味を手早く知りたい方はスペイン語短期留学メリット3:生活から読んでください。
スペイン語短期留学メリット1:将来性
スペイン語は世界的に需要が高い言語で、今後もスペイン語の需要は増え続けていくことが予想されるため、スペイン語を勉強するメリットにつながります。
せっかく学生の貴重な時間を使って留学するなら、将来性が高い言語を習得するほうが「コスパが高い」ですよね?
2016年にWorld Economic Forumが発表した「The most powerful languages in the world 」という指標データでは、スペイン語は「世界で最も使える言語」として4位にランクインしています。
また2050年の同指標ではスペイン語は第3位にランクアップしているというように将来性がある言語です。
そんな将来的にも世界で最も使える言語のひとつのスペイン語を短期語学留学で得る将来性の面でのメリットは以下です。
スペイン語のマーケットは拡大するばかり
スペイン語は世界21か国で公用語または共通語として使用されており、国連の公用語でもあります。
スペイン語母語話者人口は約4億9300万人で、母国語と第2言語を合わせて世界で最も使用されている言語の第4位になります。
以前までは第3位でしたが、ヒンドゥー語に抜かれました。
それでも毎年スペイン語を母国語としている話者の人口は増え続けています。
スペイン語圏だけでなく、スペイン語を母国語としない国でもスペイン語を勉強する人は増えており、マーケットは確実に増えていきます。
スペイン語圏の転職・独立に有利
当然かもしれませんが、スペイン語を習得することでスペイン語圏の転職・独立に有利になります。
翻訳・通訳・観光ガイドのようにスペイン語と日本語を話すこと自体がそのまま強みに繋がる業種があるため、将来海外で転職・独立がしたい場合は「話せる」というだけで仕事に繋がります。
上記以外の業種としてテレビ等のメディアの現地コーディネータなど日本語とスペイン語を話せるだけでなく、居住先の知識を活かした仕事等さまざまに派生させることができます。
もちろん、日本で得る業界の知識を深めてから転職すればより高待遇の仕事を見つけることも可能です。
スペイン語を話すだけよりも、深い知識を使うためのツールとしてスペイン語を使うことが鍵です。
海外生活や海外転勤をしたい方なら、スペイン語を習得することで海外進出のチャンスが増えます。
将来海外生活を考えているなら英語を勉強するよりも幅広い国・選択肢のオプションがあります。
スペイン語を話す国を自由に選択できる
世界で最も話されている言語2位と3位は中国語とヒンドゥー語ですが、このふたつは 使われているエリアが限定的です。
華僑は世界各地にいますが、公用語または共通語として使われているわけではないので、そこを狙ったビジネスをするにはニッチすぎるということになります。
中国語は中国または台湾、ヒンドゥー語はインドという風に人口が多くても、 エリアが限られてしまいます。
しかし、スペイン語は上述の通り、世界21か国で公用語または共通語使われています。
つまり、スペイン語を話せる場合、21か国の中から自分の希望にあったものを選択して進出できます。
これは大きなメリットで、ひとつまたはふたつの国でしか使えない言語ではないために、将来的に違う国でビジネスをしたりまたは拡大することも可能です。
ミニまとめ:将来性
学生のスペイン語学習のメリットはスペイン語圏マーケットの拡大による将来性と海外進出のしやすさです。
今後も確実に拡大するマーケットのため、学生時代の留学がまず無駄になりにくいと言えます。
これは「潰しの効く資格」に通じるところがあります。
日本国内でしか通用しない「潰しの効く資格」か、将来も「世界で最も使える言語」を習得するかの違いです。
もし、当記事を読んでいる方で将来海外で生活がしたい方なら世界で最も使える言語のひとつであるスペイン語を習得するべきだと思いませんか?
またスペイン語を公用語または共通語にしている国は21か国あるため選択肢が豊富なため将来性が非常に高いです。
マニアックな言語を習得すれば需要は一定あるでしょうが、スペイン語を習得すればひとつの言語で21か国にマーケティング・就職・独立をできます。
スペイン語短期留学メリット2:仕事
スペイン語短期語学留学によるメリットその2は仕事面です。
就職や国内外でのフリーランス活動で英語話者と差別化ができます。
理由としては日本でスペイン語が話せる人は圧倒的に少ないためです。
スペイン語のみが話せる人はいるかもれしれませんが、スペイン語も日本語も流暢に話せてかつ特定の分野に精通している人は少ないです。
つまり、スペイン語も日本語も流暢に話せるようになるだけでも就職や転職に繋がりやすいです。
英語話者との差別化
就職活動や転職活動において、英語が話せる人というのは 今やそこまで珍しいことではなくなってきています。
そのため英語を話せても、それ以上に業界の知識や分野で活躍できるスキルが重視されます。
英語圏に留学に行ったから、英語の試験結果がいいからだけでは企業も簡単には採用してくれなくなっています。
そこでスペイン語が話せるというのは飽和した英語話者に差別化ができるスキルになります。
スペイン語は特定の国でしか話されていない言語ではなく、上述の通り世界21か国で話されており、マーケット・需要共に年々増加しています。
今後企業がスペイン語圏を取り込みたいときに、英語だけでなくスペイン語も話せる人材を必要としてくるようになります。
就職はもちろん、フリーランサーとしても需要が高い
上述の通り、就活においては英語話者の就活生は飽和状態のため、第3言語として世界中でマーケットが拡大しているスペイン語を話せるというのは明確に英語話者と差別化ができます。
国内でのスペイン語話者の母数が少ないため、翻訳・通訳・観光ガイドのようにスペイン語と日本語を話すこと自体がそのまま強みに繋がる業種もあります。
またスペイン語を話せることで、フリーランスや大手人材マッチングサイトでライバルが少ない分野で活躍することができる状態のため、就職ではなくフリーランスの選択をしたい学生の方にもスペイン語を習得するメリットはあります。
海外就職をしやすい
国内ではスペイン語話者の母数が少ないですが、反対にスペイン語を僕語または共通語としている国では日本語話者の母数が少ないです。
そのため現地の日系企業による求人は常にあります。
求められるスペイン語のレベルは企業によりもちろん異なりますが、中級レベル(DELE B1相当=日常会話レベル)の求人が多い印象です。
もちろんビジネスレベルのスペイン語が理想ですが、実際には日常会話レベルでも大丈夫といったところです。
スペイン語短期語学留学で生きたスペイン語を経験し、帰国後も継続してスペイン語を学習・使用すれば日常会話レベルには到達できます。
ミニまとめ:仕事
日本国内におけるスペイン語話者の人口は少なく、特に日本語・スペイン語両方ともビジネスレベルで使える話者が少ないため非常に需要が高いです。
スペイン語が話せるだけでフリーランスや大手人材マッチングサイトで有利になることもありますし、あくまでツールとしてですがビジネスで活躍できる機会・幅を広げてくれます。
以上の点からスペイン語を学べば、日本国内でビジネスをしたい人にとっては英語話者や日本語しか話せない人に対して差別化が図れます。
ココがポイント
日本国内でも海外同様スペイン語の需要は高い。英語話者との差別化からスペイン語を使った仕事に繋げやすい。
スペイン語短期留学メリット3:生活
ここまではスペイン語短期語学留学をしてスペイン語を習得することによるメリットを紹介してきましたが、以下ではスペイン語圏で実際生活することによるメリットを説明していきます。
学生のうちにスペイン語短期語学留学を絶対にしておきたいワケの主な理由はここに集約しています。
海外生活を体験することで日本の価値観に気づける
学生のうちにスペイン語短期語学留学を絶対にしておきたい理由の筆頭は「海外生活を体験することで自分にとっての日本の価値観に気づける」ことです。
留学の経験により「日本の生活が自分に合っているか」どうかを測る目安になります。
多くの学生は出身地か進学先のエリアでの生活しか知らないのではないでしょうか。
地域による違いはあれど同じ国内のため180度違う経験をして、「自分にとっての日本という国の価値観」に触れることはまずないです。
しかし、スペイン語短期語学留学をすれば、日本とは違う文化・生活に強制的に触れなければいけないため嫌でも日本の価値観を感じさせられます。
留学生によくある「日本はー」「海外はー」という経験は揶揄されがちですが、非常に大事です。
日本国内だけで生活していると気がつけない「いいこと」「わるいこと」に気づきにくいためです。
他人を知って初めて自分を知るように「他国」を知って初めて「日本」の価値観を知るのです。
もちろんそれは日本のいいことだけ、海外のいいことだけでなく、いいところ・わるいところの両方を知る必要があります。
いいところ・わるいとこを比べて最終的にどっちが自分にとって大事かで将来国内で生活するか海外に拠点を置くかを測ることができます。
後述しますが、これを人生の早い段階(最適なのは学生時代)に経験しないと、就職してからや家族をもってからだと学生に比べて行動がしにくくなります。
また憧れだけが募って、変なタイミングでプランもなく仕事を辞めて移住しても、 結局海外生活に合わずに中途半端に帰国して、就職先が見つからないということもありますし、実際に見てきました。
憧れを憧れのまま放置していると爆発してから大変なことになりますので、早いうちにガス抜きをするために学生のうちに留学をして日本の価値観に気づくことをおすすめしています。
長期休暇中に海外生活ができる
学生時代というのは社会人に比べて時間の融通がとにかくききます。
大学生の年間休日は約190日あります。
春休みと冬休みは高校生までと大差ないものの、春休みは約60日もあります。
また高校までと違い自分で時間を調整したり、休学をすることができるためより柔軟に時間を作り出すことができます。
就職すれば大学生のように年間休日が約190日ということはまずありえません。
そのため大学生の長期休暇や休みを上手く利用すればスペイン語短期留学で海外生活をすることができます。
そして学生というまだ凝り固まっていないうちに海外生活をすることで、より柔軟な対応ができます。
価値観が一度形成されしきってしまえば、それを覆すのは難しくなり、海外生活が苦痛にしか感じないケースもあるためです。
社会人になってから、ワーキングホリデーや仕事を辞めてから海外生活を始めた人を多く知っていますが、多くは日本との違いすぎるギャップに耐えられなくて帰国する方が多いように感じます。(本当に個人の感想です。)
就職後に会社を辞めて留学をしないで済む
すでに上述しましたが、就職後に会社を辞めて留学をしないで済むというのも学生のうちにスペイン語短期語学留学を絶対にしておきたい理由の少なくない割合を占めています。
人生の早い段階(学生時代)に海外生活を経験していないと、就職してからや家族をもってもなお海外生活に憧れると言い方は悪いですが拗らせてしまいます。
憧れだけが募って、変なタイミングでプランもなく仕事を辞めて移住しても、 結局海外生活に合わずに中途半端に帰国して、就職先が見つからないということもありますし、実際に見てきました。
もちろん挑戦することは素晴らしいのですが、もっと早く経験をして後のリスク回避ができればもっと素晴らしいと思います。
ミニまとめ:生活
学生のうちにスペイン語短期語学留学を絶対にしておきたい理由はこの生活カテゴリに集約されています。
「海外生活を体験することで日本の価値観に気づける」「長期休暇中に海外生活ができる」「就職後に会社を辞めて留学をしないで済む」と大学生だからこそできる短期留学はただの語学留学に留まらず、今後の自分の拠点を考える大事な物差しになります。
ココがポイント
時間が確保しやすく、凝り固まっていない大学生のうちにスペイン語短期語学留学することで将来設計図に役立つ。
スペイン語短期留学メリット4:勉強
学生のうちにスペイン語短期語学留学を絶対にしておきたいメリットとして、スペイン語は英語に比べて習得しやすいのが最後のメリットです。
学習がしやすい
スペイン語は読み書き・発音が英語に比べてとてもシンプルです。
特例はあるものの、読み書き・発音はほとんどローマ字で乗り切れます。
英語みたいにKnifでナイフと呼んだり、無理があるやろ・・・という発音を強制してきません。
ローマ字でほぼ乗り切れるので、最初のとっかかりから学習のしやすさからスペイン語は日本人向けの言語だと思います。
スペイン語検定資格のための勉強時間を確保しやすい
読み書きや発音がしやすいスペイン語ですが、動詞の活用が少し複雑で、勉強のほとんどをここにリソースを割くのではないでしょうか。
しかし、学生は社会人に比べて勉強のために時間を確保しやすいです。
学生のうちにスペイン語短期語学留学を経験し、帰国後も継続して勉強をすればスペイン語は習得できる言語です。
また勉強のモチベーションを保つためにスペイン語検定資格(DELE)を受けることも学習と成果の確認にいいでしょう。
DELEは就職や転職のときにスペイン語のレベルを企業に伝える目安になるので、積極的に活用しましょう。
まとめ
この記事では学生のうちにスペイン語短期語学留学を絶対にしておきたいワケを詳細に説明しました。
まず大前提として、英語ではなくスペイン語の短期語学留学をおすすめする理由は、英語話者はすでに国内外で飽和状態にあるためです。
そのため英語話者と差別化を図るためにスペイン語の学習を推奨しています。
英語の次に母国語話者が多い、標準中国語やヒンドゥー語ではなく「スペイン語」である理由は「世界21か国で母国語または共通語として使える」、「将来もスペイン語話者の数は増える」、「将来最も使える言語としてランク3位」という3点です。
スペイン語短期語学留学するメリットを「将来性」、「仕事」、「生活」、「勉強」の4つのカテゴリに分けて説明しました。
特に生活のカテゴリが学生のうちにスペイン語短期語学留学を絶対にしておきたい理由の大きな割合を占めています。
「海外生活を体験することで日本の価値観に気づける」「長期休暇中に海外生活ができる」「就職後に会社を辞めて留学をしないで済む」と大学生だからこそできる短期留学をする理由を詳細にまとめました。
また日本国内におけるスペイン語話者のそもそもの母数が少ないため、短期留学で語学学校に通うだけでも日本国内においてはスペイン語上級者になれる可能性があるため、大学生のうちにスペイン語学習・留学を経験してさらなる飛躍を期待できます。