スペイン語を習っているなら一度は留学を考えたことがあるかもしれません。
長期の留学はビザの問題や大学・仕事の関係で難しい場合は「短期留学」がおすすめです
しかし、短期とはいえ、お金のことや短期間スペイン語を取得できるかなど不安なことも多いでしょう。
この記事は短期留学を検討されている方向けに「スペイン語短期留学のメリット・デメリット」を紹介することで思い切って留学を決断するように促します。
この記事では
短期留学検討中の方向けにスペイン語短期留学のメリット・デメリットを正直にお伝えします。
スペイン語短期留学のメリット
スペイン語短期留学のメリットは以下の3点です。
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語学力の向上
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異文化理解
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国際的な交流
各詳細は以下で説明します。
語学力の向上
短期留学といえど、 スペイン語力を向上させるために効果的な方法のひとつです。
時間が制約されているとゴールが近くに見えている分、思った以上に実力を発揮し目標に向かって頑張ろうと自分を鼓舞します。
また時間が少ないため計画的になり、何をするべきかを留学前から考えることに繋がり、無駄のない留学にしようとする精神が働く傾向にあります。
語学学校では、ネイティブの先生や外国の生徒とコミュニケーションを取る中で正確な発音や語彙力を上げていくことができます。
さらにどんな場合でも、スペイン語で会話をすることになるのでインプットアウトプットとしても効果的です。
留学の醍醐味でもある「現地の言語環境で生活する」ため、日常的な言い回しや日本で習わないような単語を覚えていくことができます。
異文化理解
スペイン語短期留学は、短い間でも工夫をすれば文化や歴史を肌で感じるいい機会です。
短期でも現地で暮らすことは生活を変える刺激となり、 帰国後にもいい影響を与えるでしょう。
実際に友人の中には短期留学を経験してスペイン語にどハマりし、スペイン語圏を回っていた人もいます。
スペイン語圏は幅広く、 地域によって言葉の訛りや生活仕様が異なるので一瞬一瞬に新しい発見があり、飽きることがありません。
例えば、スペインだとマドリードとアンダルシアでは、話されるスペイン語が速く訛りがあったりと各地域で異なることがわかるでしょう。
国際的な交流
スペイン語圏へ短期留学することで得られるのは、 現地の先生や留学生との繋がりです。
語学学校や学部留学、社会人留学どのタイプを選んだとしても必ず一緒に頑張れる仲間がいます。
もちろん、仲良くするしないは個人の判断に委ねられますが、短期留学で得た人間関係は帰国後も続く宝物になります。
帰国後も継続してスペイン語を使うことで最終的に語学習得に繋がりますので、積極的に交流することをおすすめしております。
以上がスペイン語短期留学のメリットでした。
以下ではスペイン語短期留学のデメリットを紹介します。
スペイン語短期留学のデメリット
個人的なスペイン語短期留学のデメリットは以下です。
学生や社会人全員にあてはまることですので、ぜひ最後までチェックしてください。
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費用
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短期間
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ストレス
各詳細は以下で説明します。
費用の問題
海外留学には渡航費や滞在費用がかかり、留学先での 生活費や学費も高額になる場合があります。
現在だと航空券は安くても サーチャージ代が高くなっている傾向にあります。
しかし、スペイン語圏の滞在先により生活費用は大きく変わります。
そのため、留学前に費用の見積もりをしっかり立てておくことをおすすめします。
時間が限られている
短期留学の場合、滞在期間が短いので十分に語学力を伸ばせないと疑問を感じる人がいますが、個人の見解としては留学者次第です。
短期集中で実力を発揮して一気に語学力を伸ばすことができる留学体験者を知っているからです。
彼はスペイン語を勉強するのはもちろん、積極的にクラスで交流したり、学外では現地の人と知り合うためにボランティアや言語交換会、バーなどを活用していました。
スペイン語を積極的に使えば短期間とはいえ語学力は上昇するケースは存在します。
時間が限られているため「スペイン語圏へ渡航する前に短期間で達成したいこと」を事前に考え、ゴールを達成するためにするべきことをまとめておくことが有効的です。
ストレス
留学することは、いつものコンフォートゾーンから抜けるので多少勇気が必要です。
文化も異なり、言葉の壁を感じて現地でストレスを感じることが往々にしてあります。
例えばホームステイ先でホストファミリーとうまくいかなかったり、ルームメイトと折が合わなかったりなど、 憧れていた留学生活とはかけ離れた現実が待っている可能性があります。
そのような時のために、リラックスできるような物を一緒に持っていくといいでしょう。
もし話して解決できるならば、スペイン語を活かすチャンスでもあります。
現地で苦しんでいる間は、どうしようもなく辛いですが、そういった経験は、その分人間性が強くなっていきます。
長期留学との比較
長期留学の場合は、短期留学に比べるとより長い間スペイン語に触れる機会・時間が増えるといったメリットがあります。
一方、賃貸やビザなどの書類・契約関係で、留学・生活をするための準備に時間を多く割かないといけません。
そのため、これから言語を学び始めたいというよりはある程度スペイン語を話せる状態の方で「よりスペイン語のレベルを深化させたい」という目的達成向けと言えます。
短期留学はビザの発給を必要とせず、賃貸もホテルやAirBNB、ホームステイで済ますことができる分、時間を節約できるため「語学勉強にのみ集中できる」と言った特性があります。
フットワークの軽さや面倒な書類関係をしたくない方や「とにかく留学を体験してみたい」という場合は短期留学が最適です。
短期留学は長期留学と違い、スケジュールが慌ただしい印象ですが得られるものは必ずあります。
短期留学前に自分が得たいことをしっかり見極めてスペイン語圏へ渡航すると、充実した時間を送れるでしょう。
まとめ
この記事では短期留学検討中の方向けにスペイン語短期留学のメリット・デメリットを正直にお伝えしました。
私個人としてはスペイン語短期留学を経験していますが、ホームステイ先のルームメイトや語学学校で友人に恵まれ勉強と異文化体験両方をバランス良く保てたと思います。
短期・長期留学どちらもメリットやデメリットはあるので今の状態を見極めてどちらがより自分に合っているかを見極めることが成功の鍵です。
短期にしろ長期にしろ目的をしっかり持ち、周りにブレないように過ごすことが大事です。
スペイン語短期留学をきっかけとして、長期留学や移住を目指す人も最近増えているのでまずは「短期留学」を経験してみるというのもいいかもしれません。