大学の長期休暇を利用して、留学をしたいけれど、短期留学でも語学力を伸ばせるのかといった疑問や心配をお持ちではありませんか。
短期留学は準備と行動次第で有意義な経験に変えることができます。
当記事では短期留学に対する疑問を解消するために「短期留学のメリット」を3つ紹介します。
この記事では
大学の長期休暇を活用して、短期留学を体験することでスペイン語を伸ばせるようになるアドバイスを紹介します。
長期休暇中に短期留学しておきたい理由
大学生こそ長期休暇を利用した短期のスペイン語留学がおすすめです。
長期留学と違い、短期留学の場合は大学生である最大のメリットの「長期休暇」を存分に活用することができるためです。
部活や資格の準備、フィールドワークなど長期休暇中にも活動はあるとは思いますが、せっかく2ヶ月ほど自由に使う時間があるので、ここは思い切って「短期留学」をしてみてはいかがでしょうか。
短期留学の目的は「限られた時間を有効に活用して、思いっきりアクティビティに参加して、多くのことを経験する」ことです。
短期留学だけでスペイン語の習得は はっきり言って難しいです。
それでも実際に現地に行って「生きたスペイン語」に触れることで、帰国してからも スペイン語を勉強しつづけるモチベーションにしたり、現地でできた友人とスペイン語を話し続けることで将来的に話せるようになります。
また現実的な理由として、短期留学の場合、講義を休む必要がないため 大学のスケジュールに支障が出ないということもあります。
夏休みと春休み、それぞれの時期に長期休暇に短期留学するメリットがあります。
以下では短期留学に対して疑問がある方に向けて「大学生が短期でスペイン語留学をするメリット3点」を紹介します。
大学生が短期でスペイン語留学をするメリット
大学生が短期でスペイン語留学をするメリットは以下です。
生きたスペイン語
手続きが簡単
自立心が育まれる
各詳細は以下で説明します。
短期間で生きたスペイン語に触れられる
スペイン短期留学では「短い期間で活きたスペイン語や現地の文化」に親しむことができます。
はじめての留学が不安な学生にとってちょうどいい期間です。
観光とは違い、実際に住み生活をするため必ず話さないといけない時があるため、日本で学んだスペイン語を使わざるをえない状況に追い込むことになりいいアウトプットの機会になります。
短期留学は長期留学より手続きが簡単
短期留学は長期留学と比べ、手続きが簡単で必要な書類をたくさん集める必要がありません。
渡航先にもよりますが、多くの場合3ヶ月以上の滞在の長期留学の場合学生ビザを取得する必要があります。
反対に3ヶ月以下の短期留学の場合は学生ビザを取得する必要がないため、時間もお金も節約することができます。
短期留学で主に必要な書類は、語学学校が指定する健康診断書やパスポートのコピーなどがあります。
海外渡航の状況は随時変わるためご自身で調べる必要がありますが、時間がない場合などは留学エージェントに任せることで時間の節約ができます。
短期間で自立心が育まれる
「短期留学は効果がない」と言われることが多いです。
全くの初心者が短期留学の後にスペイン語を流暢に話せるようになるケースは 確かに少ないです。
語学の面では効果が薄いケースもありますが、短期留学はメンタル面で成長できるいい機会でもあります。
いつも一緒に過ごす家族と離れ、自分の身の回りは自分でやる必要が出てくるためです。
すでに一人暮らしをされている方でも、勝手を知っている日本とは違う外国での経験はさらに自立心を育くめるいい機会でしょう。
短期留学でも自立心が芽生えることは往々にあるため、帰国してから周りから変わったねと言われたという短期留学経験者は多いです。
以下ではスペイン語短期留学を成功させるためにあらかじめ勉強しておきたいポイントを紹介します。
スペイン語短期留学前に勉強しておきたいこと
スペイン語短期留学で勉強しておきたいことを2つ紹介します。
これは私自身の経験からお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
単語学習
文法
日常で使う単語
まず必ず抑えるべきはスペイン語の単語です。
現地に行けばスペイン語一色の世界に行くことになるので、単語はたくさん知っておいた方がいいでしょう。
はじめて生きたスペイン語を目にし、理解できる喜びを知れば楽しく過ごせること間違いなしです。
実体験
本当に単語を知らないと、簡単な買い物なども難しいことがあります。
旅行と違い、短期留学は短い期間ですが実際に現地で生活します。
そのため、生活に必要なもの(薬や持病の名称など)の単語を一通り紙に書いて覚えるなどをしておくべきです。
またよく聞かれるであろう自分のバックグラウンドや、鉄板の話をするための単語を調べておけば、初回以降は同じ単語を使いまわすだけで済みます。
途中使う単語をブラッシュアップしたり、違う言い回しに変換したりすれば、言語能力の上達が実感できるのも達成感に繋がるのでおすすめです。
準備しておきたい単語例
日本人と話したいと思う現地人・クラスメイトは日本の生活や文化に興味がある可能性が高いです。
そのため、私の場合は日本ならではの話として以下のようなトピックを用意しました。
- 地元や住んでいる地域の特徴(食べ物や産業など)
- 学校生活、大学生活、大学での専攻やバイト(仕事)
- 家族
- 政治・宗教
上記の鉄板話をいくつか準備しておくといいでしょう。
家族・政治・宗教は日本ではあまり挙がらないトピックかもしれませんが、海外では熱く議論になる対象です。
用意がない場合、そうした海外での一般的な生活のコアなものに関心がなく、自己主張がない人だと思われる可能性が高いです。
そのため政治や宗教に関心がない場合でも、どうして関心がないのかについて話すことができれば留学生活は変わってくるでしょう。
最初は辞書で調べた単語だらけの文章でしょうが、何回も話しているうちに現地のような言い回しになっていくので、スペイン語の上達がはっきりとわかります。
文法
スペイン語短期留学を考えているなら、渡航する前に文法を一通り目を通しておきましょう。
また文法の各項目だけでも、スペイン語で理解できるようにしておくことをおすすめします。
現地で語学学校へ通うとなると、使う教科書は全てスペイン語で書かれていて授業もスペイン語で行われるからです。
先生によっては辞書を使わないでという指示があるので準備をしておくと安心です。
その他留学前に準備しておきたい勉強方法は以下の記事にまとめています。
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スペイン語留学前必読| 準備しておいた方がいい学習方法
最後に大学生が短期留学する時に注意すべきことを紹介します。
大学生が短期留学する時に注意すべきこと
大学生が短期留学をする時に注意すべきことは、目標を持つことです。
短期留学を終えた時にどうなっていたいかという目標を設定することが 成功の鍵になります。
ある程度既にスペイン語を話せる場合を除いて、3ヶ月以内でスペイン語が完璧に話せるようになることは稀でしょう。
そのため短期留学の目標を 語学のマスターではなく、成功体験や海外生活、あとは友人作りに設定してみてもいいでしょう。
語学の習得は長期的な目標にして、短期留学で出会う友人との関係を継続すれば最終的にスペイン語が身につきます。
まとめ
この記事では大学生が長期休暇にこそスペイン語短期留学をするべき理由を紹介しました。
私自身もスペイン語の短期留学を経験していますが、やはり行ってよかったと考えています。
現地でのスペイン語を通じての体験、友人作り、生活などスペイン語を最終的に話すようになるきっかけになったと考えているためです。
中には短期留学は「お遊び」や「語学習得には向かない」と言う人もいますが、私の見解としては「個人の努力」と「目標をどこに設定するか」次第だと考えています。
実際短期留学から帰国してさらにスペイン語が好きになり、どんどん語学力を伸ばす人も周りに多くいますので、短期留学を活かせるかどうかはあなた次第です。