今回はアルゼンチン短期留学エージェントをしている当サイト管理人vacalocaが考える「英語ではなくスペイン語を勉強するメリット」についてまとめました。
英語以外の言語を勉強したい時にどの言語にしようか迷っていませんか。
スペイン語は世界中で話されている言語で、ポテンシャルが非常に高い言語のため実はとても有望な言語です。
私自身は現在はブエノスアイレスでニューヨーク証券取引所上場企業の現地法人で英語・スペイン語を使って働いています。
そんな私が考える「英語ではなくスペイン語を習得をするメリット2つ」をご紹介します。
この記事では
英語ではなくあえてスペイン語を習得するべき理由を紹介します。
英語ではなくスペイン語を勉強するメリット
英語ではなくスペイン語を勉強をするメリットは大きく分けて2つあります。
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選択肢が広がる
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習得しやすい
以下で詳しく説明していきます。
将来の選択肢の幅が広がる
英語ではなくスペイン語を勉強をするメリット1つめは、スペイン語を学習すると文字通り将来の選択肢の幅が広がります。
具体的に広がる選択肢は以下の3点です。
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供給の幅
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生活範囲
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就職の幅
以下で具体的に説明します。
供給の幅が広がる
英会話教室ベルリッツによると世界で話されている言語をランクづけしたところ、第1位が英語なことはもちろんですが、スペイン語は第4位になっています。
その数はおよそ5億3400万人ほどでそのうちネイティブスピーカーは4億600万人ほどになるそうです。
日本の人口が約1億2484万人なので約3.5倍もネイテイィブスピーカーの数が多い計算になります。
日本語は主に日本で使われる言語ですが、スペイン語はスペイン語を公用語とする国は21カ国もあり、アメリカの一部でも話されているなど世界的に使われている言語と言えます。
つまりスペイン語には需要があり、アメリカをはじめとして多くの国々で使えるということになります。
生活範囲の幅が広がる
日本国内ではスペイン語の需要はまだ低いように見えますが、上述の通りスペイン語の需要は世界的に非常に高いです。
そのためスペイン語を習得しておけば、生活範囲の幅が一気に広がります。
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就職
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海外移住
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旅行
就職については後述しますが、旅行好きな方や将来海外移住を視野にいれている方なら、 スペイン語を習得しておいて損はありません。
スペインだけでなく南米はブラジルとハイチを除けば全ての国でスペイン語が母国語なので、旅先や海外移住先によって新しく言語を覚え直さなくて済みます。
さらに、現地の人は自国の言葉を話す日本人に対して優しく接してくれる傾向が強いため、きっといい経験ができるでしょう。
就職の幅が広がる
一度スペイン語を習得すると就職の幅がグーーンと増えます。
日本国内ではスペイン語話者が少ないため、スペイン語を話せることは大きな武器になります。
企業に就職という選択肢だけでなく、フリーランスで翻訳やスペイン語に関連する業務をこなすことも可能です。
海外就職では日本語とスペイン語を話すことで、日系企業に就職しやすいです。
残念ながら、日本国内ではスペイン語が話せるというだけで採用が決まるケースは少ない傾向のため、英語とセットまたは思い切って最初から海外就職をして 経験を積んでから日本に帰国という方法もあります。
働きながらスペイン語を使うことで語学力のさらなるアップにもなり、帰国時には国内でも上位のスペイン語話者になっているかもしれません。
現地採用されやすい
スペイン語を話す日本人の方なら現地採用を目指した就職活動がおすすめです。
海外にいる日本人の数は少なく、その中でもスペイン語を使って会社に務める母数はさらに減るため需要がある状態です。
ただし、スペイン語を話すだけで就職できるということではありません。
スペイン語はあくまで言語であるため、その他の企業が求めるスキルセットが必要です。
今現在、外国語学校以外の学生や社会人の方はスペイン語以外のスキルを習得しているでしょうから、 あとはスペイン語を学べば業種がマッチすれば現地採用されやすいでしょう。
大学生や社会人でスペイン語を学びたい場合は後述しますが「アルゼンチンへのスペイン語短期留学」が非常に効果的です。
メキシコの現地採用が狙い目
もし海外で仕事をしたいと考えているならスペイン語圏の中にあるメキシコがおすすめです。
メキシコの就労ビザは比較的取りやすく、自動車関連企業をはじめとする日系企業が進出し、それに伴い日本人駐在員も増えているからです。
それに伴い現地採用の求人も増えている傾向にあります。
英語のスキルが多少低くても、スペイン語のレベルが高い外国人人材を快く受け入れている状態です。
スペイン語のレベルを証明できるように国内でスペイン語の試験を受験し準備しておくといいでしょう。
スペイン語は将来の選択肢を広げる
このように将来について考えた時に、英語だけに絞らず「スペイン語という選択肢」を検討してみると選べる道が広がります。
住む場所・働く場所・業種など日本で培ったスキルにスペイン語を掛け合わせることで将来の選択肢の幅が広がります。
英語よりも習得しやすい
英語ではなくスペイン語を勉強をするメリット2つめは、スペイン語は英語よりも習得しやすい言語ということです。
スペイン語が日本人にとって学びやすいと感じられる点は以下の2点です。
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ローマ字読み
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文法が簡単
以下で具体的に説明します。
ローマ字読みで通じる
スペイン語は基本的にローマ字読みで通じるところがあります。
英語の発音と比較した時、スペイン語の母音は日本語と同じ「a, i, e, u, o」の5つで成り立ち、単語のほとんどが構成されているからです。
英語には1アルファベットに対して複数の発音を持ちますが、母音が同じでローマ字読みで通じるという点においては学習しやすいといえるでしょう。
文法は英語と同じ
文法は英語と同じ「主語」「動詞」「目的語」の語順ですが、ネイティブは語順を崩して会話をすることが多いです。
主語を省略したり、動詞と主語を入れ替えてもたいていは意味が通じるからです。
英語と比較して、会話をするとき文法ルールが多少あいまいでも話が通じるところは正直気が楽なポイントになります。
もちろんスペイン語初心者は文法の基礎を学ぶ必要がありますが、慣れてくると英語よりも簡単に発音できることに気づきます。
このようにローマ字読みでかつ語順を崩しても意味が通じるスペイン語は、日本人にとって学びやすい言語の一つといえるでしょう。
まとめ
今回は英語ではなくスペイン語を勉強する意義を2点ご紹介しました。
- スペイン語は世界で約5億人話者がいるので、将来の選択肢の幅が広がる
- 日本人にとって英語よりもスペイン語は学びやすい
私たちは幼少期から義務教育によって英語第一に勉強させられますが、視点をずらせば他の言語にも多くの可能性を見出すことができます。
スペイン語を勉強することで、自然とスペインやラテン文化にも触れ、日常生活における心持ちまで変化するでしょう。
スペイン人やスペイン語圏のラテンアメリカの人たちは陽気でポジティブなイメージだと聞いたことはありませんか。
私が知り合ったネイティブは全員、ポジティブでいつも「今」を生きています。
英語ではなくスペイン語を選ぶことで新しい世界が必ず開き、新たな強みになることは間違いないでしょう。
まだスペイン語の需要が少ないうちに将来の自分に投資する気持ちでスペイン語の勉強をおすすめします。
スペイン語の勉強に関して、現在学生または社会人の方は「アルゼンチンのスペイン語短期留学」がおすすめです。
南米で比較的治安が良く、日本人留学生が少なく、アルゼンチン独自のユニークなスペイン語で差別化が図れるためです。