留学プランにお悩みの方や短期留学の成果が知りたい方やこれからスペイン語を勉強したい方、現在勉強に行き詰まっていると感じる方はぜひチェックしてください。
今回はスペイン語が自分の初めての取り柄になったと自信をつけられたアンナさんの留学体験を紹介します。
留学してみたいけど時間もお金も厳しいという方には1週間~3ヶ月程度の短期留学がおすすめです!
短期留学は限られた時間での留学ですが、現地での過ごし方・体験次第で多くの学びと刺激を得られて、スペイン語を今後も学習するモチベーションに繋がります。
この記事では
プロフィール
項目 | 概要 |
名前 | アンナ |
スペイン語検定等 | スペイン語検定3級、DELE B2 |
スペイン語の職歴 | 大学卒業後、スペイン語の翻訳・通訳学校での勉強期間を経て、メキシコの自動車部品工場(日系)に通訳として入社しました。現在まで、通訳職を続けています。 |
実際のスペイン語のレベル | スペイン語にて、メキシコの日系企業での通訳・翻訳業務に対応できる。/メキシコで自動車教習所申し込み~免許書取得までの手続きができる。/メキシコで家を探して、大家との交渉、転居まで自らでできる。/メキシコで歯科医療保険の契約ができる。 |
スペイン語の勉強歴 | 10年(大学4年間から現在まで) |
スペイン語の勉強
スペイン語勉強を始めた経緯
高校生の時は外国語学部のある大学に入学しようと何となく思ってはいましたが、スペイン語に特定はしていませんでした。
受験生時代にたまたまスペイン語圏のドラマを観て、スペイン語に何となく興味を持ちスペイン語学科へ進むことにしました。
スペイン語を勉強するためにしたこと/していること
スペイン語の活用やイントネーションは英語とは異なるので、最初は初心者向けのスペイン語の教科書で大まかなスペイン語の感じをつかむのが良いです。
そのあとは文法を強化して文の構造を理解し、文章を正しく読めるようにしましょう。
正しく文書を読む癖が身につけば、文を頭で組み立てつつ発言できやすくなります。
教材はスペイン語圏のニュースからではなく、市販の参考書を進めたほうが良いです。
スペイン語圏の文化背景を知らないと読めない文書などが多いからです。
慣れてくれば、スペイン語のニュース記事を使用していきましょう。
耳を慣らすには、とにかく聞いて聞いて聞きまくることです。
スペイン語に訳された子供向けアニメから始まり、最終的にはニュースやラジオをとにかく聞きまくっています。
現在はYouTubeにもスペイン語のニュースを生配信しているチャンネルが多数あるので活用できるでしょう。(Milenio, Azteca Noticiasなど、それ以外にも、"Noticia en vivo"(ニュース、生配信)で検索すれば、スペイン語圏のニュース動画が必ず出てきます。)
スペイン語を学ぶのにおすすめの映画・ドラマ・音楽
"Nuestra Canción" スペイン語のポップソングです。
YouTubeなどのショート動画用の曲として使用されていることがあり、聞いたことがある人も多いと思います。
発音も訛りがなく、聞き取りやすいです。
今からスペイン語を勉強するメリットや将来性
スペイン語を公用語とする国の総人口は4億人を超えます。
その国の多くが、これから人口も増え、経済的にも更に発展する国々(メキシコ、北米、中南米圏)です。
中国での生産コスト増加のため、日本企業がアジア圏以外にもスペイン語圏の国々に続々と進出しており、比例して、現地採用の通訳、購買、セールスなどの求人が増えつつあります。
スペイン語を身に着ければ、海外での業務経験が積みやすくなります。
英語ではなくスペイン語を勉強するメリット
日本ではスペイン語+英語が前提での求人がほとんどですが、北米、中米などでの就職であればスペイン語のみでの求人が多数あります。
スペイン語マーケットが拡大する中で求人も増加するため、より海外で就業しやすくなると思います。
国内外では英語が話せるだけでは就職が難しいですが、スペイン語の場合はスペイン語が話せるだけでメキシコや中南米では仕事を見つけやすいです。
もし、今からスペイン語を0から勉強するなら
スペイン語の入門書でスペイン語文法など大まかの感じをつかんだほうがいいです。
文法の感じをつかんだら、オンラインレッスンで講師と話す練習もいいかもしれません。
国内でするべきことは留学できるまでの基礎作りです。
国内だけで完全にスペイン語をマスターすることは難しいので必ず留学経験は必要になってきます。
スペイン語を学んだことで起きた人生の変化
スペイン語は、目標がなかった自分に、強制的に人生の進む道を指示してくれたと思います。
スペイン語は自分の初めての取り柄、自信をもってみんなに示せるスキルでした。
国内におけるスペイン語
国内で働く具体例
項目 | 概要 |
国内で働ける業種や職業の具体例 | 日本国内に住むスペイン語圏の外国人のサポートや医療通訳などで活用できると思います。 |
国内でスペイン語仕事を探すための媒体やサイト | セルバンテス文化センター |
国内でスペイン語を使ったフリーランスの具体例 | 翻訳、特にゲームの翻訳など |
日本国内でスペイン語を話せることで得られるメリット
日本国内の場合は、英語ができること前提であればスペイン語習得による職の選択肢が広がると思います。(スペイン語圏への輸出入業や海外セールス)
また、日本に在住のスペイン圏の方々への医療通訳という選択肢もあります。
就職のために必要であるということに縛られないのであれば、ローマ字読みに近い発音のスペイン語は学びやすい言語で習得も早いので、趣味としての生涯学習には適していると思います。
スペイン語を学んだあとは、ほかのヨーロッパ語族の言語(フランス語やイタリア語)をついでに習得することも可能と思います。
国内でスペイン語を話せることは就職やビジネスに有利
英語を話せないのであれば、あまり有利になると実感できないかもしれません。
日本国内ではスペイン語のみの求人は少ないように思うからです。
英語+スペイン語又はその他言語が前提の求人が大半であるという印象があります。
ただ、日本語以外の言語を習得できたのだから、英語やその他の言語の習得がより容易にはなります。
スペイン語だけであれば、メキシコをはじめとした中南米で通訳として就職できる確率はあります。
海外における日本語・スペイン語
海外で働く具体例
項目 | 概要 |
海外で働ける業種や職業の具体例 | 翻訳者、通訳者、購買、セールス、経理、日本語教師など |
海外で仕事を探すための媒体やサイト | 私はメキシコ商工会議所、クイックジャパンメキシコを利用して現在の職に就きました。 |
海外でスペイン語を使ったフリーランスの具体例 | 翻訳やYoutubeのような情報発信等 |
海外で日本語・スペイン語を話せるメリット
北米・中南米圏には日本企業が多数進出しているので、英語が話せなくても日本語とスペイン語のみのスキルで就職が可能であるという点です。
最初はスペイン語のスキルのみで海外で就職して、働きながらほかのスキルを身に着けるといったことも可能です。
また、長い間スペイン語圏に身を置くと、運転免許の取得、病院での受診、医療保険など、重要な手続きを自分自身で行う必要があります。
そのために、自分自身でスペイン語を話せなくては生きていけません。
スペイン語を話せることは海外進出・就職に有利
スペイン語を話せることは海外進出・就職に有利だと思います。
メキシコに限って言えば、スペイン語のスキルさえあれば通訳や営業サポートなどの求人が多いからです。
英語でのやり取りも当然可能だとは思いますが、メキシコ他、中南米圏は経済発展途中の国々なので、英語の普及率もまだ不十分に感じます。
やはり現地の言葉を使用しての交渉の場面が多く、スペイン語を話せることは大変有用です。
スペイン語留学
スペイン語は日本人にとって学習しやすい言語
発音が日本のローマ字読みに近いかから日本人にも習得しやすい言語です。
イタリア語やフランス語などのように発音に癖もなく、何となくでも発音できてしまいます。
また、多くのスペイン語単語が英語とつづりや発音が似ているので、英語の知識があればスペイン語単語を学ぶのはより簡単です。
スペイン語を勉強するために留学はしたほうがいい
強制的にスペイン語のみの生活を強いることで、スペイン語のスピーキング力が向上します。
大学2年生くらいに長期留学しておけば、スペイン語力を底上げした形で日本に帰国できるので、残りの二年でスペイン語の勉強を発展させ、就職の選択肢も広げられます。
スペイン語を勉強するための留学のメリットとデメリット
メリット:スペイン語のスピーキング力が上がる。
日本にいるよりもより早くスペイン語能力を引き上げることができる。
履歴書に記載できる経験を積むことができる。
デメリット:留学してしまうと、日本企業で開催されるインターンシップへの参加が難しくなる。
通常の就活ルート通りの就活が難しくなる。
自分のスペイン語や+αのスキルで就活に挑む必要がある。
スペイン語留学を成功させる心構え
文法は一通り学び、基本単語も覚えたほうが、留学の効果が上がります。
せっかくお金と時間をかけていくのですから、留学をより充実したものにするための前準備は必須だと個人的には感じました。
ある程度スペイン語を話せないと、 留学中は自室にこもりっきりといいうことになります。
現地の仲間と夜一緒に飲みに行ったりするためにも、最低限の事前学習が必要です。
学生がスペイン語留学をするメリット
社会人になってからの留学は、会社を休職したり、給与面の問題があり、はっきり言って留学しにくい環境でしょう。
多くの大学が、海外の大学での取得単位を大学の単位として認めてくれていたり、留学費の補助、または多くの海外の大学と提携していて、留学しやすい環境が整えられています。
語学大学でない場合は、留学エージェントを利用すれば負担が少なくなります。
社会人と違って、フリーな時間が多い学生のうちに留学することは大変有益です。
社会人がスペイン語留学をするメリット
社会経験を積んだうえで留学することで、留学先で大人としてのより深い交流ができると思います。
また、なぜ留学するのか、学生の頃よりも目的を明確化して留学することができ、留学の成果を出しやすいです。
今からスペイン語を勉強する方へアドバイス
仕事にスペイン語を活用したいのであれば、日本国内では英語が話せる+スペイン語も、といった認識でいたほうが良いです。
スペイン語一本で食べていく、というのは相当難しいでしょう。
ただ、メキシコや中南米圏であれば、スペイン語が話せることでの就職は可能です。
そのため海外勤務や海外移住を目標にしている方ならスペイン語の習得は英語を習得するよりもライバルが少なくモチベーションになるかもしれません。
スペイン語を身に着けて自分がどうなりたいか、ビジョンを持たないと英語学習でもいえることですが、勉強のモチベーションが続きません。
スペイン語留学を検討している方へアドバイス
日本国内での就職を目指す人で、大学に入学してからスペイン語を勉強し始めたのであれば、大学2年くらいに留学するのがベストです。
大学3年からスペイン語スキルを上げつつ、日本の就活に望めます。
大学3年から留学する場合、大学4年生から就職活動をスタートしても、ほかの人に負けない自分のスキル、メリットを獲得できるよう留学を100パーセント活用すべきです。
どちらにしても、留学により、履歴書に記載できる多くの経験を積めるところがメリットです。
留学はしないよりしたほうが絶対良いです。
まとめ
スペイン語が話せることは自信を持って周りに示せるスキルになり、留学を通して人生の進む道がわかったとアンナさんは語ってくれました。
「留学は不安...」という方も、実際の体験者のアドバイスや生活を聞くと不安が解消されるかもしれません。
vacaloca留学プログラムは、留学の不安を解消するさまざまなサポートやアルゼンチン現地でのサポートを行っているので、安心して留学することができます。