体験談

【体験談】短期留学後官公庁で働いた先輩の体験談【DELE B1】

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今回はスペイン語留学をした先輩の体験談をご紹介します。

留学プランにお悩みの方や短期留学の成果が知りたい方やこれからスペイン語を勉強したい方、現在勉強に行き詰まっていると感じる方はぜひチェックしてください。

今回はスペイン語の短期留学後官公庁で働いたKIKOさんの体験談を紹介します。

スペイン語の勉強方法や、スペイン語を学ぶメリット、英語との区別、国内外での就職のメリット等のアドバイスを細かく教えていただきました。

留学してみたいけど時間もお金も厳しいという方には1週間~3ヶ月程度の短期留学がおすすめです!
短期留学は限られた時間での留学ですが、現地での過ごし方・体験次第で多くの学びと刺激を得られて、スペイン語を今後も学習するモチベーションに繋がります。

この記事では

実際にスペイン語を使った仕事をしている先輩から、スペイン語の勉強方法、留学体験談、アドバイスなどを紹介します。

 

プロフィール

項目 概要
名前 KIKO
スペイン語検定等 DELE B1
スペイン語の職歴 実際のところあまり長くはありません。しかし、学生のころ教授の監視下の元でアルバイトとしてスペイン語の読解教材の翻訳作業をしたり学部のパンフレットを作成していました。また、スペイン語法律事務所でスペイン語の電話対応や簡単な文書翻訳作業もしていました。
大学院留学から帰国後、外務省にて国費留学の窓口担当として勤務しスペイン語の庶務を担当していました。
実際のスペイン語のレベル 現地で働くことができるレベルです。
スペイン語学習歴は10年以上になり、日本へ帰国後はスペイン語を使いながら官公庁で仕事をしていました。
また官公庁を辞めた後はスペイン語を独学で続けているのでスペイン語に触れないという日はありません。
スペイン語が抜け落ちているということはあっても現地でネイティブのスペイン語を聞くことですぐに感覚を思い出し適応させることができます。
スペイン語の勉強歴 10年

 

スペイン語の勉強

スペイン語勉強を始めた経緯

言語を勉強することが好きなので英語以外の語学を勉強しようと思ったからです。

「英語はできて当たり前」という時代でどうやって自分が生きていこうかと考えたとき英語以外に多く話されている言語としてスペイン語があることを知り、大学でスペイン語学部を選びました。

覚えることはたくさんあっても英語よりも発音が簡単で私にはとても合っている言語でした。

英語以外にできる言語としてスペイン語ができていると社会で生きていくための強みになります。

また英語とスペイン語を知ることでほぼ全ての国に行くことができるので自分の選択は間違っていなかったと確信しています。
 

スペイン語を勉強するためにしたこと/していること

学生の頃はスペイン語を定着させるために、 文法・会話表現・単語を勉強していました。
覚えるために書きながら口に出していました。

基礎が身についている今では毎日現地のラジオを聞いています。
ネイティブが話すスピードや言い回しなどの感覚を思い出すことができるからです。

またNetflixでスペイン語のドラマを見ながら シャドーイングをするようにしています。
口に出すことが大事なので、音読をするようにしています。

私自身、オンラインスペイン語講師なので生徒さんにわかりやすくスペイン語を伝えるために文法や表現などを見直したりしています。
毎日ネイティブのスペイン語に触れるように心がけています。
 

スペイン語を学ぶのにおすすめの映画・ドラマ・音楽

Netflixを契約している方におすすめのドラマをご紹介します。

Las Chicas del Cables (ケーブルガールズ)は、1928年のスペインが舞台のドラマです。
女性の立場がとても弱い時代の中で、恋、仕事、結婚、生活などに焦点をあて、ドラマティックに描かれています。

またおすすめのスペイン語の映画は「Coco」「ミラベルと魔法の家」「Eva」になります。
最初の2つはディズニーなので内容はわかりやすく頭に残りやすい話でしょう。
「Eva」はSFものですが、感情を持つ人間と感情を持たないロボットの話になります。
 

今からスペイン語を勉強するメリットや将来性

私が大学生だった頃よりスペイン語を勉強している割合が増えていると感じます。
実際に、文部省の調査によると世界で話されている話者数としてスペイン語は3位に位置付けられています。

この事実から、今後も国内でのスペイン語の需要は高まると予想できるので今から勉強することでも決して遅くはないありません。

「英語ができて当たり前」は今後も加速し、そのうち中学受験時も英語が導入される勢いです。
そんな中で人と違う言語ができることは強みになりますし、国内だけでなくスペイン語圏という広い地域で活躍できる機会も大いにあります。
英語+他の言語ができる、ということは多言語話者への一歩にもなります。

私自身、スペイン語を習得したことでヨーロッパ言語はほとんど理解できるようになりました。
英語とスペイン語ができれば強いと感じています。
 

英語ではなくスペイン語を勉強するメリット

英語を勉強する人が多い中で英語以外の言語を話せると、仕事という面で飛び抜けて目立つことができます。

国内では仕事という点でまだまだニッチではありますが、スペイン語圏で働くことを希望するのであれば現地の人にとって大歓迎の人材になることができます。

スペイン語を学ぶことの他のメリットとして旅行先が増えることです。
スペインだけでなく中南米へも訪れることができます。
スペインのスペイン語と中南米のスペイン語はかなり違うので各地域のスペイン語を聴き比べることができるでしょう。
 

もし、今からスペイン語を0から勉強するなら

スペイン語の発音をしながら、スペイン語の基本文法を会話表現とともに勉強します。

私は学生の頃、文法の勉強ばかりやり、 話すことにおいては恥ずかしさもありあまり注力していませんでした。

もし知識がゼロになってしまったら自分が使える日常会話と発音を徹底的に勉強します。

語学にショートカットはないので毎日勉強し、作業をしながら簡単なラジオや音楽を聞くでしょう。

話せるようになるためには語彙力も欠かせないので単語を例文とともに覚えます。

またスペイン語のドラマを試聴したりネイティブの発音に慣れていきます。
その後は音読をひたすらすてスペイン力を伸ばします。
 

スペイン語を学んだことで起きた人生の変化

スペイン語に出会ったことで人生が変わったと言えるくらい私にとって大事な言語です。

もともと大学受験時に英語を勉強しすぎたせいか、英語に対して飽きを感じていたので大学では他の言語をやろうと考えていました。

またその頃から自分の英語力では到底社会で生き抜くことができないと見抜いていました。周りと差をつけるためにスペイン語を選びました。
そこでスペイン語学部に入学し(第二言語はフランス語です)勉強しながら、留学したいと考えるようになり短期留学を経験しました。

現地の素晴らしさにハマり、大学院まで現地を卒業することができました。

帰国後はスペイン語を使って働くことができ、今ではオンライン講師として生きていくことができています。

もし大学受験時の選択を間違えていたら、と考えるとスペイン語に出会ってよかったです。
 

国内におけるスペイン語

国内で働く具体例

項目 概要
国内で働ける業種や職業の具体例 翻訳・通訳・教師がメインになるでしょう。
しかし野ごとに分けることができます。方角分野・医療通訳・技術・逐次通訳など専門分野があります。またスペイン語教師になることもできる一方で日本語講師としても活躍することができます。
翻訳においても絵本・文芸などさまざまな分野で活躍することができます。
留学エージェントとしても会社を立ち上げ留学したい人のサポートをすることができます。
国内でスペイン語仕事を探すための媒体やサイト 私がよく使っているのはスペイン政府の管轄下にあるインスティトゥートセルバンテスのサイトです。
このサイトでは国内外でスペイン語を使った仕事先を確認することができます。
国内でスペイン語を使ったフリーランスの具体例 スペイン語が中級レベルと仮定して、スペイン語講師として活動することもできます。もし、上級者であれば翻訳通訳者として活躍することができます。
クラウドワークスやランサーズに登録するとスペイン語を使った案件を探すことができます。

 

日本国内でスペイン語を話せることで得られるメリット

スペイン語を話せるようになることでできる案件が増えます。

もしすでにスペイン語のレベルが中上級であれば翻訳・通訳・スペイン語を教えることができるようになります。

たとえスペイン語の勉強を始めたばかりだとしても 「スペイン語を勉強中」と題してブログを立ち上げ、収益化することができます。
またスペイン語ができるまでと題して動画に上げると視聴者から共感を得ることができるでしょう。

個人のスキルが活かされる時代なので、考えればいくらでも切り口はあります。
 

国内でスペイン語を話せることは就職やビジネスに有利

個人的にとても有利だと思います。

スペイン語を話すことができる人はそうそう見つからないので 周りとの差をつけることができます。

もちろん英語は世界共通言語なのである程度できた方がいいです。
プラスアルファとしてスペイン語の実力をつけておくと、頭のなかで言語間を行き来することができます。
言語に対する理解も深まりますし、海外に出たときとても便利です。

また、スペイン語圏の人が日本でビジネスと設立するときに役立つことができます。
このようにベクトルをスペイン語と困っている人に差し向けると案件やビジネスの案件を広めることができます
 

海外における日本語・スペイン語

海外で働く具体例

項目 概要
海外で働ける業種や職業の具体例 覚悟を決めたならどの分野でも働くことができるでしょう。
教師、翻訳、通訳、飲食店、鍼灸師、ヨガの先生などどの分野においても日本人がある分野においてスペイン語に長けていると知れば好感度も上がるでしょう。
海外で仕事を探すための媒体やサイト インスティトゥート・セルバンテス東京というサイトにスペイン語の案件があることはすでにお伝えしましたが、「エスハポン広場」というサイトでは現地の人による書き込みで仕事のオファーについても記載が時々あります。
海外でスペイン語を使ったフリーランスの具体例 スペイン語で日本語を教えることもできますが、パソコンを使って翻訳や通訳ができます。
また、スペインの物販でもビジネスを立ち上げることもできます。

 

海外で日本語・スペイン語を話せるメリット

スペイン語が話せるだけで現地の人々に好印象を与えることができます。
英語を話せるスペイン人は多いですが、私の経験上スペイン語を話せたことで現地の人々から多くのサポートを受けることができました。

仕事面であればスペイン語を話せるならば、日本語を勉強している外国人にスペイン語を使って日本語を教えることができます。
日本語を勉強している外国人は意外と多いので対面やオンラインで教えることができるでしょう。

また、日本人に対してもスペイン語を教えることができます。
日本語を交えながら話すとスペイン語初級者にとってわかりやすく授業をすることができます。
 

スペイン語を話せることは海外進出・就職に有利

スペイン語を話せることは海外進出・就職に有利だと思います。

日本国内ではまだスペイン語の需要が少ないので 行動力があるなら海外進出することをおすすめします。

スペイン語圏はとにかく広いので場所や職種を問わなければいくらでも仕事があります。

私の友人はワーキングホリデービザを使って現地で働く機会を得ています。
現地で恋人を見つけ永住してしまった例もあります。

また中南米ではスペイン語の案件が多くある印象なのでチャレンジ精神旺盛であれば行き先におすすめです。
中南米へ行った友人もいて、帰りたくないほどいい経験をしたようでした。
 

スペイン語留学

スペイン語は日本人にとって学習しやすい言語

スペイン語は英語よりも発音が簡単です。

発音ルールはそれなりにありますが英語のような柔らかい発音ではなく、ローマ字読みをすればある程度はネイティブにも伝わります。

母音の数も日本語と同じで5つで構成されているので基本文法を学ぶ際は頭に入りやすい言語だと考えます。

このようにスペイン語は日本人にとってハードルが低く取り組みやすい言語の1つだと感じています。

スペイン語の世界は英語の世界より狭いので、SNS上で助けてくれる人が多いこともメリットのひとつだと感じます。

国の特徴だと思いますがそのような学習者同士がお互い尊重し合える点も学習しやすいと感じます。
 

スペイン語を勉強するために留学はしたほうがいい

もし時間と経済的に余裕があるなら留学した方が絶対にいいです。

国内でもスペイン語をもちろん学習することはできますが現地で学ぶとでは比較になりません。
なにより現地の風を肌で感じ、現地の物を食べることでその国を知ることができるからです。

また語学学校へ通うことで、いろいろな外国人と知り合うことができるのでコミュニケーション能力を高めることができます。

ネイティブが使う独特の言い回しなどを実際に見聞きすることができます。

現地でしか得られない経験があるので留学はおすすめです。
 

スペイン語を勉強するための留学のメリットとデメリット

留学のメリットとして、日本で学ぶもしくは学んだスペイン語の概念が崩れ ネイティブスペイン語に近づくことができます。

現地で生活をして本物の文化に触れ、語学学校や学部留学をすることで視野が広がります。

留学は楽しいことだけではなく苦しいこともあると思いますが、そのような経験は必ず人生の糧になります。

また外国での経験はその人の人生の糧になりその後の人生に大いに役立ちます。
私自身がスペイン語の短期留学を通して大きく成長できたと感じました。

海外生活を通して築き上げた人間関係は生涯、宝物になります。
留学は視野が広がるだけでなく、価値観や考え方にもいい影響を与えてくれ人間としての成長をさせてくれます。

留学することのデメリットとして挙げられるのは、お金がかかること、日本の便利で快適な暮らしとはギャップがあることです。
お金の問題は貯蓄すれば解決できますが、暮らしについては現地で慣れるしかないですね。
 

スペイン語留学を成功させる心構え

留学の準備として初めにしていただきたいことは、留学期間・留学する場所を決めることです。
留学する場所によって物価も変わり、暮らし方も変わってきます。

次は滞在方法について決めておくといいでしょう。
おそらくホームステイ、語学学校が提供する寮やレジデンス、もしくは他の生徒とのシェア生活に分かれるでしょう。

どの滞在方法もメリットデメリットがありますが個人的にはシェア生活をおすすめします。
外国人である確率が高くお互いスペイン語を学ぶ仲間として仲良くなれるからです。
 

学生がスペイン語留学をするメリット

社会人になる前に留学することで、留学経験を通して 新たな価値観が生まれ社会人として仕事に向き合う姿勢が出来上がるでしょう。

なにより自分軸が出来上がるので周りと比べず会社で成長していくことができるでしょう。

そして終身雇用が崩れつつあるこの時代、海外へもう一度出て海外で就職したい場合に、スペイン語を話せることは大きなアドバンテージになります。
 

社会人がスペイン語留学をするメリット

社会人になってから留学することで学生よりも広い視点で勉強に打ち込むことができるでしょう。

大人になってから外国へ留学するとそれまで培った経験がパワーアップする一方で、変な大人のプライドを捨てることができます。

そのような経験をしたあとでの帰国はいい意味で違う人間になっているでしょう。
 

今からスペイン語を勉強する方へアドバイス

目標に向かってぜひ頑張ってみてください。

語学にショートカットはなく途中苦しくなることもあると思いますが、そんな時はなぜ始めたのかという理由を思い出してほしいです。
とにかく楽しむことです。 
 

スペイン語留学を検討している方へアドバイス

スペイン語を勉強しようと考えているなら今すぐ行動してほしいです。

語学に年齢は関係なく、早く始めた分だけ人生が豊かになります。
スペイン旅行も楽しめるでしょう。
 

まとめ

今回はスペイン語の短期留学後官公庁で働いたKIKOさんの体験談を紹介しました。

スペイン語の勉強方法や、スペイン語を学ぶメリット、英語との区別、国内外での就職のメリット等のアドバイスを細かく教えていただきました。

短期留学を通して外国の生活を知り、成長が人生の糧になり、帰国後は官公庁で働いたKIKOさんは現在、退社後も毎日スペイン語を使って精力的に仕事をしていると語っていただきました。

 

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