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【体験談】人に負けないものを身につけるためにスペイン語を学ぶ先輩の体験談【DELE B2】

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今回はスペイン語留学をした先輩の体験談をご紹介します。

留学プランにお悩みの方や短期留学の成果が知りたい方やこれからスペイン語を勉強したい方、現在勉強に行き詰まっていると感じる方はぜひチェックしてください。

今回は人に負けないものを身につけるためにスペイン語を学んだナミさんの体験談を紹介します。

留学してみたいけど時間もお金も厳しいという方には1週間~3ヶ月程度の短期留学がおすすめです!
短期留学は限られた時間での留学ですが、現地での過ごし方・体験次第で多くの学びと刺激を得られて、スペイン語を今後も学習するモチベーションに繋がります。

この記事では

実際にスペイン語を使った仕事をしている先輩から、スペイン語の勉強方法、留学体験談、アドバイスなどを紹介します。

 

プロフィール

項目 概要
名前 ナミ
スペイン語検定等 Dele A2取得(2016),SieleリーディンングC1その他B1~B2(2020)
スペイン語の職歴 スペイン語の翻訳(教材・工場/工作機器についての英→西翻訳)・動画翻訳等
実際のスペイン語のレベル 基本会話で困ることはありません。専門分野の論文であれば一通り読むことができます。現地の知り合いのレストランでお手伝いさせてもらう側、翻訳の仕事を行なっています。スペイン生活の中で流れてくるCMやテレビ番組などは意識しなくても耳に入ってきて理解できる程度です
スペイン語の勉強歴 8年

 

スペイン語の勉強

スペイン語勉強を始めた経緯

特に将来役立つからとかスキルにしてなりたい職業があるというわけではなかったのですが、高校生の頃になんとなくスペイン語に興味を持ち、英語に愛想が尽きていたので大学の第二外国語ではスペイン語を取ろうと決めていました。

その1年生の基礎言語の授業では前期/後期で成績がC/B判定だったにも関わらず、なぜか自信があった(気に入った?)からか上級生になっても授業を取り続けました。

周りにたくさん面白い人たち・特技や趣味がある人たちがいたせいか、自分も何か「これだけは人に負けない」というものが欲しかったのも動機です。
 

スペイン語を勉強するためにしたこと/していること

試験は語学力を測る物差しにすぎませんが、特にDELEなどは一生ものの資格なので挑戦する目標として設定しています。

普段の勉強は新聞記事の精読で単語の充填、好きな番組を見ることでリスニングスキルの維持を図っています。

一通り文法を終えた後は、構文を勉強することで言いたいことが言えるようになりました。
 

スペイン語を学ぶのにおすすめの映画・ドラマ・音楽

Aqui No hay quien vivaというドラマを見てから非常に(スペイン)スペイン語が伸びたと感じました。

非常にナチュラルな(スラング等を含む)スペイン語で速さもまぁまぁあり、6シーズンあるので見応えもあります。すこし古いドラマですが、スペイン人で知らない人はいないので会話の話題にもなります。

接続法の使い方に悩んでいる方は好きな音楽の歌詞を紐解いてみるのもオススメです。

細かいニュアンスが大事な歌詞では、文章よりも自分の感覚に落とし込みやすいと思います。
 

今からスペイン語を勉強するメリットや将来性

スペイン語はラテン語に非常に近く、普段の生活の中でも発見があります。
サッカーチームの名前の由来やブランド名の意味がわかるだけでも生活が豊かになるはずです。

またフランス語やイタリア語などにも近く、言語に対する見方が広がります。
 

英語ではなくスペイン語を勉強するメリット

英語以外の言語ができる人というのは希少価値だと思います。

公用語となっている国が多いのもメリットです。
スペイン語を母語とする人は、スペイン語ができるというだけで非常に褒めてくれます。

英語学習で消耗してしまった人には、スペイン語は日本人にとって手の出しやすい言語だと思うので一度路線変更してみると意外と肌に合っているかもしれません。
 

もし、今からスペイン語を0から勉強するなら

全く0から始めるなら、スペイン語教室に通います。

しっかりとしたカリキュラムがあり、それに沿っていけば自然と資格対策になることも理由です。

独学でもありですが、自分流になって遠回りしてしまうことがあるので、趣味やライフワークというよりしっかり身に付けたい場合は先生に診てもらうのが効率的でしょう。
 

スペイン語を学んだことで起きた人生の変化

スペイン語留学を通して人生観や価値観がガラっと変わりました。

現地の人の生活や文化をスペイン語を通して接していくことで、今までの自分と違う自分が形成されているのを感じました。
その結果日本で抱えていたわだかまりや、生きにくさなどをしっかり否定することができ、海外移住につながりました。
 

国内におけるスペイン語

国内で働く具体例

項目 概要
国内で働ける業種や職業の具体例 翻訳会社に勤務した留学中の友人がいます。現在はスペイン語教室のSNSの担当も任されています。自動車や工業部品の会社は工場などがメキシコ周辺にあることも多く、駐在を視野に入れた採用もあるでしょう。また通信会社や情報媒体(新聞会社など)も選択肢になってくると思います。
国内でスペイン語仕事を探すための媒体やサイト セルバンテス文化センターHP、INDEED
国内でスペイン語を使ったフリーランスの具体例 翻訳・通訳、ブロガー、観光ガイド

 

日本国内でスペイン語を話せることで得られるメリット

スペイン語を話す人たちに囲まれていると忘れがちですが、本来スペイン語を理解できる人はそんなにいないのでできるだけで周りから頼られます。

大学の他ゼミの教授から、研究会に招待されたことがありますが、このようにどこからどのようにチャンスが巡ってくるかわかりません。
日本国内に確実にある、スペイン・ラテンアメリカコミュニティにアクセスしやすくなることもメリットです。
多くの人と出会えるのはそれだけチャンスにつながると思います。
 

国内でスペイン語を話せることは就職やビジネスに有利

全く関係ない職種もあると思いますが、観光業・在日外国人担当窓口の友人らは、スペイン語を勉強していたおかげてポストにつきやすかったと聞きました。

人と被っていない特技というのは目につきやすく、言語は始めたら効果が見えやすく、やればやるだけのびると思うのでプラスアルファのスキルとして評価されやすいはずです。

そしてスペイン語を公用語とする国は20カ国以上もあるので、そのうちのいくつかと取引している企業や施設などでは即戦力になれるのではないでしょうか。
最近ではSNSなど世界中の目に触れるマーケティングが重要になってきています。

スペイン語だけでなくても言語×やりたいことor好きなことは強い力になると思います。
 

海外における日本語・スペイン語

海外で働く具体例

項目 概要
海外で働ける業種や職業の具体例 言ってしまえば全てだと思います。スペイン語と自身のスキルの組み合わせでどのような職業でもつくことが可能だと思います。
日本語教師や和食レストラン勤務などを始めとし、スタートアップのデザイン会社で日本企業との窓口になること、留学やサッカー選手のサポート、自身で店舗を持つことも夢ではありません。
海外で仕事を探すための媒体やサイト セルバンテス文化センターHP,エスハポン
海外でスペイン語を使ったフリーランスの具体例 翻訳・通訳、観光ガイド

 

海外で日本語・スペイン語を話せるメリット

英語が得意でない人もいるので、スペイン語を母語とする人と仲良くなれます。
特にスペインはヨーロッパの中でも英語が話せる割合が約20%と低いのも特徴です。

実は英語ネイティブよりもスペイン語ネイティブの方が数が多いというのもスペイン語を学習する上で面白いデータではないでしょうか。

また言語を学ぶことは文化を学ぶことと同義だと思うので、現地の生活になじみやすくなります。
その土地の言葉が話せずに何年も海外に住んでいる人もいますが、現地で友達を作ったり、情報を得たりするには現地の言葉を介することが重要だと感じています。
生活が豊かになります。
 

スペイン語を話せることは海外進出・就職に有利

英語以外の言語を話せることは希少価値です。
留学にしろ、就職にしろ競争率が下がります。

私が大学の交換留学に応募した時は、英語圏(英語留学ができる大学)は落ちた人も多くいた中、スペインは定員割れでした。

そしてスペイン語をやって得た1番の棚ぼたは英語がわかるようになったことです。
大学に入ってから英語を諦めスペイン語のみやっていましたが、4年生時に何気なく受けたTOEICの点数が入学時から200点近く上がっていました。
第二,第三言語を勉強すると、言語に対する共通点や見方が代わり苦手意識が変わっていきます。これは海外に出る点において武器になると思います。
 

スペイン語留学

スペイン語は日本人にとって学習しやすい言語

発音がまずわかりやすいです。他言語とは比べ物にならないです。
またスペイン語学習コミュニティは本当に穏やかでマウントの取り合いなどもありません。

スペイン人やラテンの人々は情熱的だ、とよく言われるようにその言葉の中からもポジティブな表現を知ることができメンタル面でも良い影響を与えてくれる言語です。
 

スペイン語を勉強するために留学はしたほうがいい

できるならするに越したことはないでしょう。

本の上と実際ネイティブが話す言葉にはすこし乖離があります。
日本語話者ならとくにその違いはわかると思います。

また、生活の中で覚える言葉というのは吸収力が違いますし、細かいニュアンスや特徴的な表現というのは日本で勉強するだけでは身につきにくいと感じます。
 

スペイン語を勉強するための留学のメリットとデメリット

現地で勉強するメリットは、24hその言語が話される中で生活できるという点と日常に溶け込めるということです。
日本語とその他の言語は根本的に構造が違い、直訳では言いたいことが伝わらないこともあります。
留学ではその点が非常に楽に獲得できるはずです。

デメリットは日本人が持っている節度を大切にするなどの文化は意外と通用しないところでしょうか。
言語を習得する前に、習慣や価値観のギャップが大きいと感じるとその時点で現地での生活自体が苦しいと感じてしまうかもしれません。
間違っていると思ったら声を出す、など言語を学びながら文化面での事前調査もできると良いかもしれません。
YouTubeなどの国際カップルチャンネルなども多いので役立つ情報もあるかもしれません。(あくまでも主観ですが)
 

スペイン語留学を成功させる心構え

0で行くことも可能ですが、できることなら接続法過去までの文法は一通り終えることをお勧めします。(せめて直接法までは)

スペイン語圏では、日本と同じような行政・サービスを期待することは非常に難しいです。
スペイン語ができないと書類関係が全く進まないことがあります。(スペイン語話者でも全く進まないですが)
 

学生がスペイン語留学をするメリット

(大)学生の時間があるうちに多くの言語に手を出して置くことは、有意義だと思います。

様々な価値観を学んだり、留学・就活にも役立つはずですし、世界中に友達ができるというのは稀有なことです。
また年を追うごとにスペイン語を学習し続ける人は傾向的に減っていきます。
 

社会人がスペイン語留学をするメリット

何かを始めたいと思った時に、始めやすい趣味・スキルの一つだと思います。

ここ数年様々なグループ・人がスペイン語学習の手助けになるサービスを提供しています。

英語ができる人・TOEICの点数が高い人はたくさんいるかもしれませんが、スペイン語は0からやっても人と差をつけることができます。
I like 〜〜.と言える人はたくさんいますが Me gusta〜〜を知っている人は多くないはずです。
 

今からスペイン語を勉強する方へアドバイス

独学ですこしやってみよう、という方はNHKのラジオ・テレビ番組+好きな参考書で始めると良いと思います。

クラスなどへ通いたい方は、しっかりネイティブのサポートが受けられるところが良いでしょう。
 

スペイン語留学を検討している方へアドバイス

スペイン語留学は何もスペインでないといけないわけではありません。

カリブ海や南米など選択肢がたくさんあります。
留学自体の下準備も大切ですが、人生の中の長い時間を過ごす場所、すこしこだわってみてはいかがでしょうか。
 

まとめ

今回は人に負けないものを身につけるためにスペイン語を学んだナミさんの体験談を紹介しました。

スペイン語の勉強方法や、スペイン語を学ぶメリット、英語との区別、国内外での就職のメリット等のアドバイスを細かく教えていただきました。

スペイン語話者の希少性や結果的にTOEICの点数アップにつながったなど、スペイン語を学ぶことのメリットをたくさん語っていただきました。

 

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