体験談

【体験談】アルゼンチン留学で問題解決能力が向上した先輩の体験談【DELE C1】

Vacaloca
今回はスペイン語留学をした先輩の体験談をご紹介します。

留学プランにお悩みの方や短期留学の成果が知りたい方やこれからスペイン語を勉強したい方、現在勉強に行き詰まっていると感じる方はぜひチェックしてください。

今回はアルゼンチン留学で問題解決能力が向上したTomatitoさんの体験談を紹介いたします。
留学先の人間関係や文化の違いの経験から「スペイン語での問題解決能力のアップ」に繋がったと教えてくれました。

留学してみたいけど時間もお金も厳しいという方には1週間~3ヶ月程度の短期留学がおすすめです!
短期留学は限られた時間での留学ですが、現地での過ごし方・体験次第で多くの学びと刺激を得られて、スペイン語を今後も学習するモチベーションに繋がります。

この記事では

実際にスペイン語を使った仕事をしている先輩から、スペイン語の勉強方法、留学体験談、アドバイスなどを紹介します。

 

プロフィール

項目 概要
名前 Tomatito
スペイン語の職歴 アルゼンチンの靴会社の物流及び工場長補佐勤務5年 / 自動車会社メーカーの新車立ち上げにて通訳・翻訳業務1年
スペイン語検定等 DELE C-1
実際のスペイン語のレベル 日常生活ではほとんど言葉に困ることはないレベルです。スーパーなどで買い物をしたり、携帯電話の契約なども問題なくこなすことができます。引っ越しの契約書も所々独特な言い回しやわからない語彙が出てくることはあり、辞書を引くことはありますが、ほぼ問題なく読むことができます。また、ビザの手続きなども弁護士を必要とすることなくとることができます。仕事上で特別な知識が必要な場合はゼロから単語や表現を学ぶ必要がありますが、現地の会社にて通常業務が行える程度のスペイン語レベルです。
スペイン語の勉強歴 7年
留学時期と期間 2016年から1年間

 

留学情報

項目 概要
出発前 合計240万円/年 内訳: 航空券往復40万円 生活費50万円 学費120万円 海外保険30万円
滞在方法 ホームステイ

 

スペイン語の勉強

スペイン語勉強を始めた経緯

始めは今まで学んできた英語を極めようと思っていたのですが、スペイン語がスペインだけではなく南米やアメリカでも使われている事を知り、また国連の共通言語にもなっている為、スペイン語でコミュニケーションが取れるようになれば、自分ができる事の幅が広がると思い勉強し始めたのがきっかけでした。

また、スペイン語を初めて聞いた時、音が心地いいなと思ったのも無理なく始められるきっかけでもありました。
 

スペイン語を勉強するためにしたこと/していること

私は「聞く・話す」が得意なので、スペイン語を勉強するためにしたことは「たくさんインプットをする」でした。

ニュースが好きで、会社へ行く前にニュースを見ていました。
映像があってわかりやすいのですが、聞くことに集中したかったので、朝会社へ行く時間を利用して現地のラジオでニュースをずっと聞いていました。
それを3か月続けると段々とニュースの詳細までわかるようになりました。
 

スペイン語を学ぶのにおすすめの映画・ドラマ・音楽

おすすめの映画は「スパニッシュアパートメント」です。
留学した気分を味わったり、外国の人と一緒にルームシェアするということがリアルに描かれていておもしろいです。

また、アルモドバル監督の「ボルベール (Volver)」もおすすめです。コミカルでいつもとはちょっと違うテーストのアルモドバル監督の映画です。
ドラマなので、使っている語彙はそんなに難しくないところがおすすめです。
 

今からスペイン語を勉強するメリットや将来性

「数学を勉強することで数学的な考え方を学んでいる」とよく言われますが、それと同様に 言語を学ぶということはそれに関するあらゆる事柄、例えば論理だてや、物事に対する概念、考え方などを学ぶのに似ています。

そしてそういったものは学習過程で自然に吸収され、身についていくでしょう。
それは、スキルとなって今の世の中ですでに必要とされている 「色々な方向から物事をとらえることができる人材」、「形にとらわれない自由な発想ができる人間」に繋がっていくのではないでしょうか。
 

英語ではなくスペイン語を勉強するメリット

日本ではほとんどの人が英語を勉強したことがあるでしょう。

確かにビジネスには英語が欠かせませんし、英語で完結してしまうことも多いでしょう。

しかし、スペイン語母語話者に英語ではなくスペイン語で話すことができれば、 ビジネスパートナーからの好感度はかなりあがり、スムーズな関係構築の為のツールの一つとなるのではないでしょうか。
また、スペイン語話者圏での今のトレンドが何かなどを知ることができれば、事業の拡大に繋がるのではないでしょうか。
 

もし、今からスペイン語を0から勉強するなら

以前は文法を最初からこつこつと積み上げて勉強していましたが、もう一度始めるなら「買い物する時のスペイン語」や、「空港でのスペイン語」など場面にあったスペイン語表現が出てくる教科書で勉強しなおすでしょう。

それは場面で勉強したほうが、頭の中に自然と表現と文法が入ってくるし、このやり方の方が効率もあがるからです。
 

スペイン語を学んだことで起きた人生の変化

スペイン語を学ぶことによって、物事に対する考え方が変わりました。

現地で仕事や生活をすることで、色々な人の「考え方」に触れる機会が多くなります。
そうするとおのずと自分が今まで持っていた考えや価値観を見つめなおし、自身の中でもう一度咀嚼して自分の考え方や価値観を構築していくことに繋がりました。

もちろん、今までの自分の考え方が否定されたように感じて悲しい時期もありましたが、そんな時期を乗り越えれば、 人としてどんどんパワーアップしていくようで気持ちのいいものでもありました。

また、今一度人の話を聞くことの大切さを実感し、そして自分の言葉を使って相手とコミュニケーションをとり、人間関係を作っていくこともとても楽しいと思えるようになりました。
 

スペイン語留学

留学を決意した理由

私は子供の頃から海外で働きたいと思っていました。
それは自分が知らない日本とは違った社会を見てみたかったからだと思います。

そんなある日、私は大学でゼミの先生に留学について相談すると、恩師は「留学は今後、人生の色々な場面で絶対プラスになる経験だよ。私は応援するよ。」と言ってもらったのが留学を決意した理由です。
 

スペイン語を勉強するために留学はしたほうがいい

自分が行きたい国があれば留学すればいいと思います。
留学すれば、スペイン語は否応なく上達するでしょう。

でも、しなくても十分話せる人もいるし、高いレベルのスペイン語を流暢に話す人もいます。

もし今行きたい国がなかったら、勉強を続けながら自分が好きな国を探せばいいと思います。
 

スペイン語の上達

スペイン語はとても上達したと思います。

留学先の国際センターの事務の人に「初めて話したときは間違いだらけのスペイン語だったのに、こんなに上手に話せるようになったのね」と言われ、とても嬉しかったのを覚えています。
 

留学のメリットとデメリット

留学のメリットはスペイン語が上手になるだけでなく、その国でよく使用される語彙や表現に精通できることだと思います。

デメリットは、その国の言葉に通用しすぎて、他国で使われている語彙などに精通しづらくなることがあるかもしれません。
スペイン語を話す国々では色々な表現があり、同じ語彙でも違う意味を指すことが多い為、翻訳や通訳で仕事をするなら注意が必要で、映像や本などで勉強する必要があります。
 

スペイン語留学を成功させる心構え

スペイン語をゼロから学ぶなら、まずアルファベットの読み方を勉強しておいたほうがいいでしょう。

すでにスペイン語の勉強を始めているなら、既に学習した表現や会話をリピート練習やシャドーイングなどで練習しておくといいです。
質のいいスペイン語をインプットをしてアウトプットの練習を続ければ、スペイン語のリズムに口が慣れていき、現地でもすっと言葉が出やすくなるはずです。

また、相手が聞きやすいスペイン語の発音もできるはずです。
 

留学先で気をつけること

好きな国に行けばいいと思いますが、 アジア人に対して厳しい目で見る国もあります。

ですから、そういった国はできるだけ避けられるように、ネットの口コミなどを見て、アジア人に対してあまり偏見のない国を選んだ方がより楽しい留学生活が送れるでしょう。

私の留学先のアルゼンチンでは激しい偏見で生活が嫌になるほどではありませんでした。
 

留学体験談

留学してよかったと思えること

留学と一言で言っても、ただ他国で勉強するだけではなく生活するのですから、 ルームメイトとの問題やホームステイ先での問題など色々な問題が起こります。

もちろん日本語が通じないので、スペイン語を使って自分で解決する必要があります。
アルゼンチンでは他の国以上にそういったことが多かったので、「外国語での問題解決能力のアップ」に繋がったと思います。
 

留学中に嬉しかった/楽しかったこと

嬉しかったことは3か月ごとに「スペイン語を使ってできること」がどんどんと増えていったことです。
留学はたったの1年間でしたが、階段を登るように上達していくのを実感できました。

楽しかったことは、週末の学生のパーティーです。
日本では週末はバイト三昧だったし、パーティーなどは行ったことがなかったので、クラスメートや他国の留学生と飲んだり踊ったり、夜中まで話したりして本当に楽しかったです。
 

留学中に辛かったこと

ちょっとした文化の違いで辛い思いをすることがありました。
留学当初、大学の手続きの関係で銀行へ行きました。

日本はお客様第一ですから、銀行員の方が優しく案内してくれ勝手もわかりますが、外国の銀行では勝手も窓口での対応の仕方も日本とは大違いです。

何を言われているのかわからず、焦ってしまいました。
留学を楽しみにしていたし、今までの留学手続きも自分でできたのだから大丈夫と思っていた私にとっては 辛い洗礼でした。
 

留学したことで変わったと感じること

リラックスして物事を捉えることができるようになってきたことです。

留学国の政治、経済、社会のシステムは私にとってカオスに見えました。
留学当初ストレスを感じながらも日々を過ごしていると、ある日「これでも日々人々の生活や営みがあり、皆 楽しそうに毎日を暮らしている」と気づきました。

私は全てにおいて「これは、こうでなければならない。」といきんでいたのかな、と感じました。
それからは、トラブルがあっても、 まずは深呼吸して問題を解決することができました。
 

スペイン語留学を検討中の方へ

学生が留学をするメリット

学生時代の留学はとても楽しいと思います。
海外でやっていけるか、それとも日本での方が自分の実力が発揮できるのかなどを留学を通して自分を試し、見極めるいい機会だと思います。

そうでなくても、今後将来どんな事がしたいのか、又はできるのかを考えるいいチャンスになると思います。
 

社会人が留学をするメリット

社会人にとってスペイン語留学はキャリアアップの一つの手だと思っています。

既に社会経験のある社会人は、日本でのキャリアを活用して現地の会社でインターンシップをしたり、あるいは留学終了時までに現地で就職活動をして、上手くいけば留学後社員として働いてみたりすることもできます。
学生だとこれはかなり難しいと思います。

それは、海外では面接の時に「あなたは何ができますか?あなたの職業は?」とまず聞かれるからです。
社会人は既に「スキルを持ってる」のです。
この「スキルがある」というのは海外で武器になります。

そして、現地で仕事をした経験を利用すれば、別の国で仕事をさがすことも可能ですし、日本へ帰った時に仕事復帰がとても速くなるでしょう。
 

今からスペイン語を勉強する方へアドバイス

スペイン語はとても綺麗で表現に長けた言語です。

一口にスペイン語と言っても、一つの語彙の意味が国によって違う事が多かったりもします。
そういう違いを学ぶのもとても楽しいと思います。
 

スペイン語留学を検討している方へアドバイス

留学ができる環境にいるなら、迷わずした方がいいと思います。

留学経験は一人一人全く違うし、想像を超える体験ができること間違いありません。
是非それを楽しんでほしいと思います。
 

まとめ

今回はアルゼンチン留学で問題解決能力が向上したTomatitoさんの体験談を紹介いたしました。

留学先の友人関係や文化の違いの経験から「スペイン語での問題解決能力のアップ」に繋がったと教えてくれました。

 

スペイン語短期語学留学を検討中の方へ

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